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    もしもし五島列島

    もしもし五島列島
    モシモシゴトウレットウ

    野菜の花がめっかわなように、私の可愛さはまだ出てないだけなので我慢して待っておこうと、大根の花に教えてもらう。

     

    将来に焦ってしまったり、周りと比べてしまったりしている中で、

    五島列島に帰ってゆっくり犬の散歩をしているとゆっくり歩いている。おばあちゃんを見つけたりして本当にいいなと思う。

     

     

    歩くスピードが心のゆとりだと思う。

     

    時速3M なんじゃないかっていうぐらい、本当にゆっくり歩いていたそのおばあちゃんはゆっくり歩く中でゆっくり立ち止まって、人の家の大根をずっと見ていた。

     

    半分ぐらい出ている、大根を。

     

    大根の収穫時期はいつかわかんないけど、もう収穫していいんじゃないか?っていうぐらいアピールしていた大根だった。

     

    どういうつもりで見ていたのかわかんないけど、ぴょこっと出ている大根をずっと見つめていた。

     

    おそらく多分何にも考えずに見ているんだろうなって思った。本当に見るということをただしているだけ。

     

    そんなおばあちゃんを私はずっと見ていた。

     

     

    散歩しながら、本当にいい景色を見させてくれてありがとうと思った。

     

     

    このおばあちゃんについての話とゆっくり歩ける心のゆとりが欲しいって話をしたら、『大根の花』という宿を教えてくれた人がいた。

     

    大根の花は綺麗に咲くらしい。だけど、普通は大根の花なんて見ることはない。その前に食べなきゃだし、そもそもそんなに待ってられない。だけど、ここまでたくさん待てば綺麗な花が咲くよ。っていう意味で大根の花を見るぐらいの余裕が大切っていう言葉なんだと思う。みたいな言い方をしていた(うろおぼえ)

     

     

    確かにきゅうりの花もめちゃくちゃ可愛いし、人参もたくさん葉っぱが伸びた姿が可愛い。

     

    本来の野菜たちの最高の可愛さを前に私たちは食事をいただいている。あと待てば可愛くなるという概念。きゅうりの花に出会うまで気づかなかったし、あんなゴツゴツ緑星人のきゅうりからまさかあんな可憐で美しい花が咲くとは誰も思わないよね。

     

    自分が可愛くないことを色々他の人と毎日比べちゃって悲しくなったり悔しさで歯が折れそうになるけど、私が可愛いくなるのはまだまだこれから先だと思って生きていこう。おばあちゃんになった時に可愛くなるポテンシャルがあると信じてゆっくり毎日を慈しんで生きていきたい。

    書き手

    中村千結

    中村千結

    長崎県五島市・東京都大田区/24歳

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