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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    調べる技術

    肉離れから9日、ようやく少し走れるようになり、2キロほどランニング。よかった。

    秋に種を蒔いた庭のスナップエンドウが実り始めた。妻に頼まれて朝、少し収穫。春から高校で双子は弁当。その彩りに足すのにちょうどいい感じ。

    本日も在宅勤務。新人研修の目処は概ね付いた。ここ最近、業務の現在位置と、今後の在り方、進むべき道を俯瞰して考察中。この3年間、20世紀のままで止まっていた業務の在り方を、21世紀に恥ずかしくないスキームにDXさせてきた。でも、世の中が急速にAI化する中で、その状況をしっかりキャッチアップしておかないと、せっかくの新システムがあっという間に陳腐化しかねない。万物は流転する。世の中の変化は速い。自分が長年蓄えてきた知識や知見、磨いてきた技術というのも、技術革新で常に「陳腐化」してしまうリスクがある。

    この本は数年前、ちょっと話題になったので買ったもの。実はそれほど詳しく読んでないのだけど、国会図書館の司書の人が「調べる技術」のテクニックを紹介したもの。調べるための「技術」というのは、我々の仕事も重要だ。取材力というやつだ。ただこれも単に人に話を聞く対人能力だけではなく、適切な取材対象にたどり着くための検索能力、情報収集と処理能力が必要でそれには経験と技術が必要だ。少なくともかつてはそうだった。インターネットで単純にキーワード検索するだけでは、ゴミのような情報が無限に出てくるだけで収集がつかない。そこからうまくフィルタリングしたりするのは技術が必要なのだ。でも、AIの登場で、現在、そういう技術が必ずしも必要ではない時代になりつつある。

    私が最近、その有用性から後輩などへの「布教」に力を入れている国会図書館デジタルコレクション(NDLという)。私たちがキーワード検索をかけると、膨大な蔵書の中から、対象の書物を即座に表示してくれる。そしてその多くがそのままネット経由でリモートで閲覧できてしまう。それで十分すごいのだけど、実はAIも同じことができる。Geminiに尋ねたら、このように答えた。

    つまり、私たちが自分でNDLにキーワードを入れて検索しなくても、AIにそのように命じれば、適切な本を示してくれるわけだ。本文は表示できないというが、書名が分かれば、そこは自分でピンポイントで指定できるので、すぐに適切な本にアクセスできてしまう。試しに「広島カープの歴史がよくわかる本でNDLの送信サービスで閲覧できる本を示してください」と指示したところ、この本が即座に推薦された。

    で、書名をNDLに入れると即座に本文が全て読めてしまう。カラー写真もくっきりだ。冒頭を読むと結構面白い。なかなか読み応えありそうだ。良し悪しは分からないが、そういう時代であることを理解して、子どもにも教えないといけない。はからずも「調べる技術」を書いたのはNDLの人だが、現在の状況をどう考えているのだろう?ちなみにその本は2022年の出版だった。chat GPT以前のものだ。

    ちなみに次男に聞くと、彼は勉強にGeminiを使っているそうな。数学のワークの問題で分からないものがあって、その解説でも理解が届かない時は、問題を撮影してAIに解説を頼むと、要望通りにどんどん詳しく説明してくれて理解が進むらしい。なるほど。カンニングはダメだけど、そういう使い方はありだろう。

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/58歳

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