クズの花
小雨混じりの中、久しぶりに佐島まで走ったら、佐島の丘公園のクズがものすごくたくさん花を咲かせていた。クズ、つまり葛、雑草...

風早草子
カザハヤソウシ
2026年4月29日
人生で初めて、アプリというか、プログラムみたいなものを自分で作った。自分というのは語弊があるかも。コードを書いたのはコパイロットだ。まあでも、意思は完全に私だ。長年、公私共にPCを使ってきたけど、自分でプログラムを作ろうと思ったことはない。なのでプログラミングの基礎のきの字も勉強したことはない。C言語とか、そういう言葉は聞いたことがある。書店のコーナーに行けば、その手の入門書が山ほどあることも知っている。でも、それを学んでまで、プログラムを自分で作ろうと思ったことはなかった。でも、時代が明らかに変わっている中で、やるべき時が来た感じ。で、結果、作ったら動いた。私が作ったプログラムが、私が意図したタスクを実行して、リポートのエクセルを生成してきた。確認するとちゃんとできている。私も2.0に進化したかも。(笑)
AIの進歩で、プログラミング言語を知らなくても、「こういうものを作りたい」と言えばAIがコードを書いてくれるらしい。しばらく前から、色々な人のブログとかで読んでいた。そんな中、仕事でコパイロットを使い倒す必要性?みたいな事情になってきたので、それならプログラムも自製してみようか?という感じ。
AI相手なら「自然言語」で指示するだけでアプリはできるそうな。というか、そもそも自然言語って何だよ?という感じ。普通に私たちが使う日本語とかのことだ。プログラミング言語みたいな「人工言語」の反語らしい。普通に日本語とかで良さそうだけど、この「自然言語」という概念がそもそもAI時代のミソかもしれない。で、コパイロットに私が自然言語で「こういうものを作りたい」と詳しく説明したところ、「それはコパイロットが得意とする分野で非常に適しています!」ととってもポジティブ。でもまあ結局、彼は最後まで一貫してこんな調子でポジティブだった。色々説明して条件を詰めたら、早速プログラムを書いてくれるのか?と思ったら、その前にpythonというのをインストールせよ、とのこと。パイソンって何だ?と聞くと、これはプログラミング言語らしい。C言語より書きやすくて普及してるらしい。アプリじゃなくて言語。そういうのってインストールしなくても、AIは知ってるんじゃないの?と思いつつ、指示に従って先に進む。あとでわかったことだけど、AIはプログラムをpython言語で勝手に書く。「def from…」みたいなやつだ。ただ、コンピュータというのは、いわゆる「00011001」みたいな「0」「1」二進法しか読めないらしい。つまりpython言語を二進法に翻訳する翻訳機の役割があるらしい。へー。
あとはもう、コパイロットが生成するコードをコピペして「メモ帳」に貼っていく。そもそもプログラムってメモ帳に書くものなんだ、ということを初めて知った。そして例の真っ黒画面のコマンドプロンプト?で、実行。エラーメッセージが出たら、それをコピーしてコパイロットに伝える。その反応がまた笑える。「安心してください。初心者が起こしやすい典型的なミスです」とか「解決は簡単です。1箇所修正するだけです」とか、これまたスーパーポジティブ。メンタルもレジリエンスも超強い。「たった1箇所だけ」という修正が現実には何回も続くのだけど。それでもトライ&エラーを繰り返すと、ついにプログラムが動き始める。
私が作ろうとしているのは、エクセルフォーマットに記入して提出されてきた多数のデータを一度にチェックするプログラム。生年月日が正しいか、決められた字数に収まっているか、必要な記入欄が全て埋められているか?など。これまで人間がファイルを一つずつ開いて人の目で確認していたが、チェックすべき箇所とその要件を明確にすればプログラムで自動化できるんじゃないの?と前から実は思っていた。ただ優先順位は高くないので、外部ベンダーに発注してやるまでのことではないと思っていた。でも自分で作れるならそれでいいじゃん、という話。まだ完成とは言えないけど、フォルダに10個のダミーデータを放り込んで、プログラムを走らせたら、一瞬で10行のリポートが出てきて、それぞれOKかNGか、ちゃんと判定されていて、かつ判定は正しかった。「俺って天才?」と勘違いするほど、AI使えてしまう。(笑)ということで、58歳にして踏み出した小さな一歩。とりあえず本日はプログラミング記念日としよう。まだまだ私にも伸び代はあるかな?(笑)
それにしてもAI、言語の壁という概念をいま突き崩しつつある。最近、Xがgrokの自動翻訳を実装したことで、外国人のツイートが勝手に日本語に翻訳されて、表示されるようになっている。同様に日本語のツイートも英語に勝手に翻訳されていて、佐世保で米兵が焼肉食べてるイラストを載せた日本のツイートがアメリカで大反響、みたいなことが起きている。ネット上ではしばらく前に「バベル」という言葉が飛び交った。このバベル現象が自然言語同士だけではなく、自然言語と人工言語の間の壁も突き崩して、私でもプログラムが作れるような時代になっているわけだ。
まあ突き詰めると言語って「コミュニケーションプロトコル」みたいなものだと思う。プロトコルって、例えばコンピュータとかネットの通信プロトコルというのは結構前に統一されてきたイメージだけど、現在は言語というプロトコルの、何だろう?統一ではないな。集約でもない。あらゆるプロトコルを理解して、一瞬で翻訳できてしまう天才高速無料通訳?みたいなもの、つまりAI が登場して、障壁としての言語の壁が急速になくなっているのだろう。まさにバベル。
プログラミング記念日、上記のようなことを考えた日だったので、それを記録しておこう。


神奈川県葉山町/58歳