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    イチマンキュウヒャクゴジュウナナンブンノイチ

    最終ラインは優しさで引く

    「難しいのはさぁ、オレらがいいと思ってもお父さんにとって本当はどれがいいのか、わからなくない?」

    弟と話していると、視点?角度?が自分とあまりにも違うので、人間性に育てられ方の影響は極めて低く、持って生まれたものがほとんどだと思えて、ちょっとホッとする。後天的にわたしが息子に与える影響なんて微々たるもんだ。

    って書きながら。父はわたしのガシガシ進める性質と、弟の寄り添い型の性質の両方を持っていたと気づく。雑にガシガシやるくせに、いつも最終ラインは優しさで引いた。つまり遺伝子が分散されたのだな。

    リハビリ病院のベッドサイドにはテレビがあった。おそらく日中はずーっと付けっぱなしで、お見舞いに顔を出すとイヤホンしたまま寝落ちとかしてた。とは言え、それくらいしか楽しみがないのでテレビカードには相当課金した。老健にはみんなで見る大きなテレビがいくつかあるだけで、チャンネル権は無い。

    リハビリ病院の時に「ラジオも欲しい」と言われ、慌ただしい中で急いで買って持って行ったのに、しばらくしたら「オレはラジオは聴かない。面白いのがない。」と言うではないか。いやいやぁ〜いるって言ったじゃん!なのだけど、ボケているのだから仕方ない… と理解しつつ、厳密には「いるって言ったじゃんっ!」と一度突っ込んだけど。

    老健では「小さなポータブルテレビなら持込OKですが、自室でテレビ漬けになってもね…」と施設の方に言われた。それにラジオの一件もあったから、わたしは用意するつもりはなかった。共用の大きなテレビは「つまらんやつばっか」(入所者の8割が女性だから、確かに女性向け)と言う父の愚痴を聞いて、弟がすぐさま「わかった。テレビは今度来る時にオレが持って来るよ!」と。

    最終ラインは優しさで引くとはこうゆうこと。テレビ漬けはよくないかもだけど、良い悪いは置いといて、困ってる人や弱ってる人に寄り添う。わたしはこれが超苦手。

    弟がテレビカードが不足しないようにといつも余分に用意していたので、退院時に1枚余っていた。もしやわたしの入院で使えるのでは? と持ち帰ってみたw 

    朝から雨が降っている。今日は美容院へ行く。相変わらずわたしの箱は実家のアレコレでいっぱいで、1週間後に手術の実感まるでなし。ビビってる暇がない。笑

    書き手

    saico34

    saico34

    神奈川県藤沢市/49歳

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