自転車は盗まれていない
東逗子の駅から結構遠いところにある逗子市の放置自転車保管場所まで次男をバイクで送り、自転車受け取り。 話は1週間前に遡る...

風早草子
カザハヤソウシ
2026年5月29日
いつかはそうなるだろう、と思っていたのだけど、異動して今の仕事を離れることになりそう。ややノーマークだったのでちょっと驚き。私の後をどうするのだろう?という動揺は、私より周囲に大きい。
冷静に考えれば、今の業務を私が永遠にやるわけにもいかないし、そこまで永遠にやりたくもないので、別に離れることはいい。ただ体制の正常化みたいなところはまだ道半ばなので、あとの心配はあるかな。この3年で20年分くらいの近代化、DXを一気に進めてしまったし、イメージした自動化システムはほぼ完璧なものができている。だからこそ、今年1月の異常事態も全国で無事乗り切れたわけだし。エライ賞もいただいているし、査定も高い評価をもらっているので、その上で人事的にどういう指示を受けるのか、というのはサラリーマンの宿命みたいなものだ。
それでもモヤモヤがない、と言えばウソになる感じ。ちょっとこの会社大丈夫か?私が苦労してきたこの業務の状況を正しく認識できていないでしょ?というところか。多分、離れても、今の業務の手当とフォローはかなり先までやる必要があるのは明白だし。それと、またこの年で新しい部署へ行くことの面倒くささかな。(笑)この数年、部下もいない代わりに、実質誰からも指示、命令を受けず、組織内の謎のリベロみたいな立場で動いてきたので、新しいしがらみとか想像するとかなり億劫。まあでも、これまでも自分の仕事、自分の居場所は自分で作ってきたので、何とかなるだろう。一応、処遇も上がるようだし。
私のディレクター人生というかサラリーマン人生も、それなりに波乱含みだ。そもそもは家族を優先したいのでワークライフバランスが取れる職場を、と希望したのから始まっている。その際に制作現場から離れて異動した先が、管理部門のリスクだった。確かに平和で事件がなければ、規則正しい生活が送れる職場のはずだった。しかし、たまたま未曾有の大事件続出時代にハマってしまい、社内刑事として全国を駆け回る羽目になった。土曜日に出勤して段ボール持ってガサ入れとか。(笑)でもこれは個人的にはむしろ運がよかった話で、事件の捜査に走り回る仕事はディレクターの経験がフル活用できて、優秀な刑事として職場で存在感を発揮することができた。何もなかったら、管理事務スキルがない私は鳴かず飛ばずのモヤモヤした数年を過ごしていたと思う。ただ社内刑事は激務だしストレスも多かった。会社の同僚を取り調べたりするわけだし、最終的には警察に告発したりするわけだし、被疑者が自殺したケースもあったし。大の大人が目の前で泣くのをあんなに見ることは普通ないと思う。ただ取り調べの時に泣く人間の証言は得てして信用できない事が多いのだけど。ただこの職場で見聞きしたことは生涯守秘義務があるので、ペラペラ喋るわけにもいかないのもストレスだったりする。
リスクを経験したことは、行動原理に結構大きな影響があり、以降、見て見ぬ振りとか、できなくなった。少しでもおかしいと感じたら、必ず意見を表明し、行動する。結果、何かと火中の栗を拾いまくることになって今に至る。今や自分が何の専門家なのかもわからないけど、まあそれなりに人の役には立っていると思う。
ということで、モヤモヤはあるので、夕食は少し気分があるものを食べようか?と思ったけど、ユニオンにめぼしいものはなく、なぜか鮎の塩焼き。半額だったし。(笑)でも結構美味しかった。


神奈川県葉山町/58歳