出発
21:51 横浜発。 あとは寝るだけ、な状態で夜電車で出掛けることが既に特別な気分。 まだまだ帰宅する勤め人が多い中、J...

山陰編
サンイン
2026年6月15日
3日目
18:32 JR鳥取駅到着
駅ビルは同じシャミネだけど松江よりもさらに大きな駅だ。そして鳥取ふるさと大使、アルマジロのポケモン。(実はねずみらしい)「都会だねー!人が多いねー!私たち山の中にいたからねー!」とあーぼう。

「本日の宿は駅前だからすぐだよ…あれ?さっき電車からみえたのに?あれあれ?どこ?」南口で探しても見つからない、東横イン鳥取駅北口だもの。北口を出たらすぐ目の前。南口はビジホやビジネスビルばかり。北口は繁華街という感じ。すでに夕飯どき。目的の店は30分くらい前にみたときはまだ「待ち数ゼロ」だったが、金曜日の夜なだけに19時になるころ には12組待ちになっていた。整理券をポチる。(便利だなあEPARKアプリ!)
駅(宿)から20分ほど歩くけど、夜ご飯は回転寿司に決めていた。日本海側の海の幸、といえばカニ…以外もあるはずで、目をつけていたのが回転すし北海道なる鳥取県内展開のチェーン店。寿司のためならさっさと歩くあーぼう。(車だったらもっと気楽に漁港とか海鮮にアクセスできるかも、とここも迷いどころだったレンタカー。)
19:45 回転すし北海道


店に到着するとあと4組待ちだった。60分制だというのと今日のおすすめが次々と完売していくし、とにかくお腹すいてるから大急ぎでタッチパネルを叩く。境港の赤マグロ、太刀魚の炙りが美味しかった。今日は頑張ったのだから、好きなだけ食べようぜ!ご褒美寿司‼︎と張り切ってみたが2人合わせ14皿でフィニッシュ。2人だとそんなもんで済むのね、回転寿司。タッチパネルには「あと27分」と表示されていた。ゆっくり食してたつもりだったけどなあ。


北海道の脇には田植え直後の水田。

駅から徒歩10分圏内にははいくつも温泉銭湯がある。町名も温泉町。回転寿司の帰りにもう一度温泉に入ることにしてお風呂セットを持参していた。Google Mapsによると、どの銭湯も飲み屋と思われる店が周りにたくさんあったから、花金ナイト全開で騒がしいとこには行きたくなかったけど、商店街から住宅地にも差し掛かる場所でそこまで激しくなく安心した。

20:30 日乃丸温泉


いわゆるTHE銭湯で、靴箱は木札の鍵。暖簾をくぐり、引戸を開けて入ると番台におかみさんがちょこんと座っていた。「いらっしゃい」とにこやかに声を掛けられ、入湯料は券売機でチケットを買うよう案内される。
洗い場にシャワーはついているが、透明の蛇口をたくさん回さないとお湯が出てこない。そしてあーぼうには見知らぬボタンがあった。あー!これは‼︎「この青い丸いとこを下に押してみ?」と言うと勢いよく出てきた水に驚いている。懐かしい!この蛇口ではないやつ‼︎そして、ここもかなりの熱湯。本日3回目ともなると、洗面器で水を汲み適温の掛け湯作りにも慣れてくる。湯船に入れないあーぼうを見かねて、「窓を開けたらいいわよ」と教えてくれた上沼恵美子ちっくなマダム現る。なかなか入れず「まあ、甘えて育ってはるからナンタラカンタラ〜」と仰っていたが、最終的には湯船に入れたあーぼうを見てよしよしとにこやかにうなずいていた。「なんか気持ちいいかも!熱くても入れた♡マダムに感謝だよ」という締めくくりになった。今日の修行(投入堂参拝)の成果だ。諦めが早いというより、その先の世界を見ようとしなかった人が新しい世界の扉を開けるようになれた。そして3回目にして「鳥取の温泉はラドン温泉で熱々42,3度で湯船が深め」とが普通だと知る。帰りにセブンイレブンでパピコと白バラ牛乳のパックを買って宿に帰り、金曜日ロードショーを見ながら荷造りして寝る。バスルームにわらじを干しておいたら、すごい藁臭充満…

4日目
7:00 起床
美味しいコーヒーを買いにすなば珈琲へ行ってみたけど、まだ開店前だった。土曜日の朝7時はまだ街は動き出していない。今回唯一の朝食付き宿泊でブュッフェスタイル。もりもり食べる。チェックアウトしてバックパックを預ける。いよいよ、あーぼうお待ちかねの鳥取砂丘。本日も夏日予報。なるべく午前中の早い時間に行かねば。

10:10 0番バス停より鳥取駅北口発砂丘行き乗車。
20分で砂丘会館に到着。道中少しだけ見えた砂丘にテンション上がる。バスは数人しか乗ってなかったのに、割とたくさん観光客がいた。やはりみんな車でくるのね…
9:36 砂丘に潜入開始!

駐車場から階段を上がると…おー‼︎ かなり広い。人がアリのようだ。きれいな砂。さらさら。(国定公園だから持ち帰り不可)よし、裸足で歩こう♡と裸足になった瞬間は気持ちよかったが、即「熱い…あちちちち〜!」と裸足は不可能だと思い知る。外気温は快適な24度だったが、砂丘の表面温度はとっくに体温以上だった。少し砂深く埋めればそこまで熱くない。砂漠で生きる生物ってすごいな、砂漠を越えて旅してた人ってすごいな。



目指すは正面の丘の上、馬の背。一度下り目測では 1.5倍くらい上る。大半の人たちが右側の歩き安そうなところを登っていく。(たくさん人が歩くから少し硬いのか?)エネルギー溢れる子どもたちは正面の傾斜のキツい壁面を登っていくので、あーぼうもそちらへ進んでいく。壁面の傾斜は昨日に比べたらキツくはない。だけど砂にかなり脚を取られてしまう。これは足腰にくる…しかも、サンダルに高温の砂が簡単に入り込んでくるのに、つま先がふさがっているから全然抜けない。あちちち〜!と数歩歩いてはサンダルから砂を抜かねばならない。これは完全にルートを間違えた。

頑張っても頑張っても頂上の馬の背まで辿り着けない…なぜみんな平気なんだ⁇たくさんの人に見られながら砂漠で遭難しているみたいな気分だった。
10:00 馬の背

なんとか馬の背まで辿り着いた。日本海から涼しい風が吹き上げてくる。砂紋ってこの風で生じるのか。暑くなければずっと見ていられるかもな。

「海まで行きたいなー!触るだけでいいからさー!いい?」と言われ、一度はNoと行ったけど、波打ち際にちらほらいる人を見たら「誰もあそこまで行ってないからやめとこう」という理由は通じまい…海に向かってまっしぐら。滑り落ちるように下っていく。この人は本当に砂場が好きだなあ。お尻に敷いて滑るやつを持参している親子もいたがあまり滑らないようだった。見かけなかったがサンドボードはどうなんだろう?
ずぶ濡れになるのだけはやめて欲しい、と言っておいたが、本人が思っていた以上に波が荒く、ひと波でズブっと濡れていた。あゝ荒波の日本海。まあ、すぐ乾くけど。

そして、彼女の最大の誤算は浜辺から馬の背に戻るのは「砂漠の幻覚」状態で見た目よりかなり遠かったこと。私1人だったら、めんどくさいから波打ち際まで降りなかったかもしれない。だけどヤケドみたいな足を海に入れたら最高に気持ちよかったから、降りてみて悪くはなかった。

みんなの足元を見ながら人が多いところを歩いてもどる。膝までのビニールカバーをしている人、短い長靴、スニーカーと様々だ。長靴が正解な気もするが最強に足が蒸れること間違いない。
もしかすると、わらじが最強なのかもしれない。2人の見解は一致した。
わらじは最強ー!(Ado節で)
あちちち〜と歩いていたら瞬く間に時間がなくなってしまう。こうなったら下は走ったらいいのでは?やってみたら熱かったけど熱がる間もなく降りきれた。
10:55 Totto PURIN
砂丘見物の後は涼みながら砂の美術館を見物することにしていた。少し歩くので炭酸飲料やら砂プリンやらで小腹を満たす。砂プリン、冷たくて美味しかった。誰かが軒先で食べているのを見て「私も食べたい」となった始末。アイスだと即溶けてしまうので、このトロトロなプリンはかなりよい。カラメルが砂に見立てた粉になっている。


11:11 砂の美術館
「別にいいかな」と思っていたが、2週間前くらいに砂像制作の場面をTVの繋ぎの5分間番組で見たら「是非とも行かねば!」となった。毎年テーマが変わり、水と砂だけで出来た作品は会期終了とともに砂に戻されてしまう。砂像アーティストの繊細な大作を見てみたくなった。正に一期一会のアート。17回期目の今回のテーマは「スペイン」。サグラダファミリアがどーん!と現れ、歴史的場面が次々と現れる。遠近法を駆使した3D作品はとにかく圧巻。



ちょうどいい時間のバスがあったのでお昼ごはんは駅前で食べることにした。砂丘に削がれた体力はバスで充電。駅中セブン兼お土産物屋で砂丘会館より垢抜けたお土産が買えて大満足。昨日間違えて南口に出てしまったのはアベ鳥取堂(駅弁屋)の売店が気になって近づいてしまったからだった。昼時でも種類豊富で夕飯用に駅弁を買う(ナイスアイデア!)


改札前のいわゆる駅そば、砂丘蕎麦で昼食を食べた。鳥取は名産の竹輪が載るらしい。なんてことのない蕎麦だったが、あーぼうは紙ナプキンに「おいしかったです!ごちそうさまでした」と書いて返却口に片付けていた。お蕎麦屋さんにというより鳥取に言いたかったのだと思う。楽しかったから。

朝買えなかったすなば珈琲でテイクアウトして、ホテルのロビーで空港行きバスの時間まで
荷物整理したりして待つ。

駅前ホテルでよかった!大活用。ビジホはかなり活用ポイント高めだと再認識。
立地よし(1番交通の便がいいとこにある)
設備良し(製氷機があるので水筒に活用、テレビがあるから子は喜ぶ)
荷物預けがラクラク
さて、行くか。その前にトイレに、と行ったら突如現れたグループにより混雑。バス発車まであと5分!というところでギリギリ間に合った。
14:20 鳥取空港行きバスに乗車
空港までおよそ30分。フライトに合わせたバス。最後の車窓観光。
空港に到着。降りてみたらコナンバスだった。鳥取砂丘コナン空港なだけある。空港内はコナン一色。旅の間中どこへ行ってもアニメの力を感じずにはいられなかったけど、ここまで徹底しているとは。


15:20 NH298 鳥取発
12時間かけて来たところをばびゅーん!と1時間25分で戻る。
窓の外とフライトマップを見たいたらあっという間に羽田に到着してしまった。
日本海側から太平洋側へ。京都あたりの上空から静岡へ、富士山を時計と反対周りで旋回し、伊豆大島上空で旋回し始めたとき、赤潮の形跡がみえた。
バタバタだったけどバスと電車の旅はやっぱりよかった。予想以上なエクストリーム感も味わえた。島根県と鳥取県まだまだほんの知り始め。
<いつかに続ける>

神奈川県横浜市/50歳