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    悩みのタネに水をまく

    悩みのタネに水をまく
    ナヤミノタネニミズヲマク

    学びはつづく

    受験日。

    試験は13時からだった。そこに気分の高まりをもっていくために、追い込みはせず、ゆったりめに過ごす。コーヒーを淹れて、ちょっと薄くなってしまったのでミルクコーヒーにして飲んだり、昨晩のカレーを食べたりする。でも結局そわそわして、過去問を解きまくったノートを読み返す。何度もはまった問題を見返して、無数にあるうちの落とし穴の位置のいくつかを入念に確認する。

    昼前に電車に乗って会場に向かう。かきぬまさんの応援を受け取る。(この場を借りて、ありがとうございました~)

    会場に着く。学習塾が会場前にチラシを配っていて風情を感じる。チラシには直前!チェック表みたいなのが載っているので、けっこうありがたく受け取るタイプである。

    30分前から説明がはじまる。詰め込んだ知識をがこぼれそうで毎度はやくはじまれ~と思った。13時、鐘が遠くから鳴った。はじまってからは、思ったより相当はやく2時間すぎた。1か月前よりかは手ごたえはあって9回まで試合が出来た感覚はあった。(勝ったかはさておきである)

    終わって読書の扉を解禁する。気になっていた『「学び」がわからなくなったときに読む本/鳥羽和久』を買う。収録されているなかの鳥羽さんと古賀及子さんの対談の読みたさ溢れて選んだけど、タイトルと今の状況が絡み合いまくっていた。試験が終わったとて、学びはつづいていく。

    書き手

    ぐっさん

    ぐっさん

    東京都墨田区/33歳

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