三十年商店

30年商店:ロゴ

お便りフォーム

    お名前(ニックネーム)*

    Eメール*

    宛先*

    メッセージ*

    かきぬまめがね@東京

    かきぬまめがね@東京
    カキヌマメガネアットトーキョー

    ひたすら漫画だけ読める宿

    20週5日

     

    5月に誕生日を迎えた次男だが、誕生日プレゼントにリクエストされたのが「おとまりにいきたい」だった。ママの悪阻が落ち着いたらねなどと言っていたのだが、いつまでも落ち着かなそうだから、我が家お得意ののんびり何もしない旅で行こう、と宿泊先を探していた。

    どこか観光に行くための宿泊ではなく、ただただ泊まることが目的で。夕飯なんかは買い込んで部屋で食べられればいいし、移動も距離があると負担なので都内で良いし…などと思っていた。が、そうなるとなんだか決め手もなくて、どうしようかと悩んでいたところに夫が見つけてきたのが「ひたすら漫画だけ読める宿」であった。

    ホテルと民泊の間みたいな、こういう場所ってなんていうのが良いのかな?アメニティもタオルしかない、みたいな必要最低限の設備。だけど全然良くて、むしろ定員12名、2段ベッドが3台も並ぶワンフロアに4名で泊まるっていう非日常。あとたくさんの漫画。

    漫画好きな私と長男はひたすら漫画を読み、主役である次男は設置されていたプロジェクターの大画面で何か観ている。

    夕飯は近くのお店で何かテイクアウトを、と思っていて、あれやこれや事前に見てはいたものの…もう宅配ピザでいっか!となってピザを注文し、ホテル真横のコンビニでジュースなどを買い込んでジャンキーなパーティーごはん。楽しい。

    私はなんとなく、最近手にしていないような、こってこての恋愛少女漫画が読みたくなり読んでみた。最初こそベタな展開に胃もたれしそうだったのだけど、気づけばがっつりハマって、部屋にある分全部読んでいたのだった。

    寝るところはたくさんあるのに(なんせ定員12名の部屋)次男は「ママと一緒に寝たい」と言う。最近は寝てる間にお腹蹴られたら大変だから一緒に寝るのは無理だよ。などと言っていたのだが、こんな日くらい、と思って同じ布団で寝た。次男は私の足元で丸まって寝ている。こんなのが誕生日プレゼントで良かったのだろうか、と思いつつ、眠る直前まで楽しそうにしていた姿を思うと、こちらが楽しませてもらっている気持ちになるのだった。

    (804)

    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/38歳

    ©30YEARS ARCADE
    This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.