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    エフェメラ!

    エフェメラ!
    エフェメラ!

    「夢でもいいからお母さんに会いたい という短冊がありました」母

    アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。

     


     

    「夢でもいいからお母さんに会いたい という短冊がありました」

     


     

     

     

    朝から届く母からのLINEメッセージ。母の住んでいるマンションのロビーには毎年この時期になると七夕の笹飾りが置かれるそう。どうやら、笹につるされた短冊を読むのが母の楽しみにもなっているようだ。そのなかに「夢でもいいからお母さんに会いたい」というものがあったとのこと。母のメッセージの最後は「私もお母ちゃんに会いたい、夢でも」で締めくくられていた。こんな内容のメッセージなのに、わたしはついつい、めっちゃ倒置法やな、とどうでもいいことを思ってしまった。

    さきさんの福岡旅行記たのしい!
    お潮井てぼの色合い、可愛いですよね~わたしもおうちに飾ってます!

     

     

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    エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。

    書き手

    ほしばあさみ

    ほしばあさみ

    東京都国立市/43歳

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