関税
高三になった次男に「関税って英語で何て言うか、知ってる?」と聞いたが、知らなかった。私は中学生の頃からそれが「tarif...

風早草子
カザハヤソウシ
2026年6月29日
妙なタイトルを付けるとまた「この人、AIでヤバくなっちゃってる!」と思われそう。(笑)
台風一過の晴天とならず、梅雨空の日曜日。仕事しつつ、AIで遊ぶくらいしかすることがない。双子2号君だけは野球部の夏大会に向けた壮行会、ということで朝6時に出かけていった。
で、AI。別に仕事でもないし、頼まれたわけではないけど、自分で「なるほど」と思ったことをメモに書いて整理している。それが以下。
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AI世界のアーキテクチャ
世界観(インフラ):
AIがある世界は、「人類5千年分の知性をコンパイルした巨大な外部演算装置」といつでも秒単位で壁打ちができる世界である。そこでは、5千年間人類を阻んできた「ロスト・イン・トランスレーション(翻訳による喪失)」が完全に消滅している。
本質(機能):
AIは国境も時空も超えたもっとも博識なコンパイラであり、**思考の加速器(アクセレーター)**である。
目的(コスト):
AIは知識を与える機械ではなく、人間のアイデアの実装コスト・挑戦コストを下げる機械である。
組織の掟(行動原理):
価値を生み出さない仕事はAIに。
人間の証明(価値の創出):
価値を生み出し、評価し、意志決定(リスクテイク)をするのは人間に。
まあ日記か分からないけど、2026年6月の自分のAI感、ということで記録しておく。どれくらいの人が私と同じように思っているのか知らないけど、冒頭の世界観が一番凄みを感じる。AIはあらゆる言語をマスターしているので、世界中の過去の知見の学習は、原語で行っている。聖書であれ、コーランであれ、仏教典であれ、全部原語学習なので、多分オリジナルの真意を人間より正確に捉えている。空海の著作にしても、現代語訳ではなく、原文理解なので、ノイズや寓意を足されていない。そして主要言語にとどまらず、古代エジプトのヒエログリフやメソポタミアの楔形文字すら、マスターしている。マスターしているどころではなく、メソポタミアで発掘されている50〜100万と言われる粘土板の文書で電子データ化されているものは、すべて読んで記憶している。なので、その中から「こういう記録を日本語で出してくれない?」と頼めば、たちどころに出力してくれる。ちなみに文庫本にすると500冊くらいになる楔形文字の記録、ギルガメッシュなどの文学みたいなものはごく僅かで、450冊分くらいは当時のクソ業務の記録だという。納品された商品の質が悪い、というクレームとか、毎日羊の数を数えて報告させられていた役人の記録とか。実際にいくつか日本語で出してもらって読んだけど、3000年前から人間が変わっていないことを感じさせる。
AIがここまでの芸当ができる現代、世界は言語の壁も時空の壁も溶けて、一つの粘土板に乗ってしまったようなものだ。ちなみに、楔形文字もヒエログリフも、解読された文字にはUnicodeが割り当てられている。そしてAIは全てをマスターしているので、私が書いた文書を楔形文字で翻訳して出力してくれ、と頼むとたちどころにやってくれる。というわけで、上に示したアーキテクチャを、空海時代の経典スタイルで翻訳して出力して!と頼んだら、秒で出てきたのが、本日の日記のタイトル。笑
『電脳唯識加速経』(でんのうゆいしきかそくきょう)
五千星霜 智慧集積(五千年の知性を集積し)
変成器界 大演算機(世界を大いなる演算機へと変える)
瞬時対話 如響応声(秒単位の対話は、響きが声に応じるが如し)
思索加速 無有滞留(思考は加速し、滞ることはない)
方便無量 功徳無辺(手段は無量にして、その機能は無辺なり)
不授既知 唯降成作(既知の知識を与えるにあらず、ただ実践の実装コストを下げるのみ)
無価値業 全任電脳(価値を生み出さない仕事は、すべて電脳に任せよ)
真価値業 唯帰人間(真に価値を生み出す仕事は、ただ人間に帰す)
審美決断 是名主体(美を審(つまび)らかにし決断すること、これを作業の主体と名づく)
そんなことをしていたら、雨が上がってきたので、立石までランニング。しかし、長者ヶ崎まで戻って、ウエストバッグからスマホを取り出して写真を撮ろうとしてハッとする。PASMOがない!
私はランニングする時、持ち物は最低限で、スマホ以外はPASMOと小銭しか持たない。今日はPASMOと500円玉一個だった。しかし500円玉はあるが、PASMOはない。今日はまだ雨が降りそうなので、もし土砂降りになってもスマホが水没しないように念の為、スマホをポリ袋に入れてある。このため、スマホを取り出すときにPASMOを落とした可能性が高い。となると、スマホを取り出したのは、立石でこの写真を撮った時か?

もう立石から2キロくらいは走ってしまったけど、戻るしかない。私のPASMOは渋谷までの通勤定期で6ヶ月の料金は10万円以上だし、チャージも15000円くらいはしてある。紛失はかなりやばい。ということでドキドキヒヤヒヤしながら、大急ぎで走ってバックto立石。息をあげて戻ってきたら、見事に地面にPASMOが落ちていた。天気が悪くて人が少なかったのも幸いかも。いや一安心。AIが進化しても、人間の忘れ物や落とし物は無くならない。


神奈川県葉山町/58歳