なんてことのない一日だけど
今日の予定は習い事だけ。私も一緒に習字へ行く日。長男は「夏」という字がうまく書けずに悔しくて泣いていたが、散々泣いた後に...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2024年8月12日
次男再び発熱につき休日診療へ。一応コロナとインフルの検査をする。
鼻から棒を突っ込む検査で、わたし、看護師さん、お医者さんと大人三人がかりで向かったが、全く動じない次男に大人たちが拍子抜け。先生も「えらいね」と驚いていた(私も驚いた)ずっと熱がありながら元気そうな様子を見せているのだが、もしかしたらこの人はめちゃくちゃ気持ちが強いのかもしれない、と我が息子ながらに尊敬すら覚えた。
結果は陰性。
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次男の不調により何より楽しみにしていた帰省ができなくなってしまった長男。次男の様子と検査結果を鑑みて、長男と二人だけで弾丸で新潟の実家に帰ることにした。私は明後日から仕事なので明日には帰京する。私と帰ってもいいし、母がお盆の終わりに東京まで送ってくれるとのことで、そのまま新潟に残ってもいい。そこは明日本人に決めてもらおうと思う。
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私の実家は母と祖母の二人暮らし。車で迎えに来てくれた母におばあちゃんも元気なの?と聞くと「変わらず元気だし、今すぐどうこうってことはないけど。まあでも、やっぱりここにきてまた一段と歳とったなって感じだよ。」と。「もう93だもん。一回でも多く帰ってきてくれて良かったよ」と漏らす。それはつまり、もうおばあちゃんと過ごせる夏は数える程なのだということを暗に表していることになる。
人の命が永遠ではないことを頭では知っているはずなんだけど、改めてそう言われるとなぜか驚いてしまう自分がいた。
そうか、じゃあちょっと無理して少しだけでも帰れて良かったのだな。あと何回、おばあちゃんに会える夏を迎えられるのだろう。
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