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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    nothing particular

    こころがまだ落ち着かない。

    YouTubeで藤井風のライブを何度も見て、Sportify で日本語の曲を聞き続けている。

    無意識に自分の原体験に近づくことで、気持ちを落ち着かせることをしているのかもしれない。

    特にない
    定めなどない
    わたし 囚われず歩く

    この歌詞とか、日本語最高、きれいとおもった。

    こころがざわつく理由は、気候変動へのどうしようもない畏怖。別に宗教チックに考えてるわけじゃなくて、住むところを見定めなければと思った。

    月曜日、夫のお姉さんの住む家の地下ガレージに土砂が流れ込み、3メートル近くにまで達した。

    車1台とバイク2台、クリスマスの飾り、食器や飲み物。全部どろまみれになって、水没した。不幸中の幸いに、家の中までは土砂が来なかったが、階段はあと5段しか残されていなかったそうだ。

    翌日、家族のWhatsupに「来れる人は助けに来て」というメッセージをくれた義姉ファミリーのもとへ駆けつけた。長靴とゴム手袋、泥に汚れてもいい黒い服で。

    保健所の職員さんを始め、近所の人たちや、お姉さんの同僚、子どもたちの友人など総勢20人以上の人が集まって救済にあたった。私は、ガレージから庭まで運ばれてきた200本近いワインボトルやクリスマスのオーナメント、食器などを洗った。バケツ3杯に水を汲み、すぐに泥だらけになるその水を変えながら、洗った。

    何も悪いことをしていない人たちのもとに、自然の驚異なる力が悲しみをもたらす。

    このどうしようもない畏怖の念に、抗うでもなく、おののくでもなく。

    特にない
    願いなどない
    わたし身を任してる

    Somebody bring back to me
    That love and just let me be

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/45歳

    ©30YEARS ARCADE