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    Sophy's philosophy

    Sophy's philosophy
    ソフィーズフィロソフィ

    non specific plan

    今住んでいる家は、夫の両親が所有しているので、わたしたちは2階部分を借りている。

    毎日車でソフィを送り迎えすることが必須なので、ガレージも借りているんだけど、そこを補修する必要があって、いったん車を出すように言われた。

    オッケー。で、いつまで?

    と聞いたら、「わからん」と。

    え?補修する業者が来るんだよね?

    そう、来るよ。月曜日の朝に。

    でも、いつまでかかるか、いつその作業が終わるかはわからん。とのこと。

    だいたいさ、3日間とか、1週間とか。あるやん?

    「わからん」

    これがイタリアの毎日。車はすごいすてきなのに乗っているわけじゃないけど、路駐してるといろいろ心配になる。先月は、同じ通りの100メートル先のお家で、屋根だけあるガレージに置いておいた車が朝になって無くなってたと聞いた。つまりは、盗難。

    車上荒らしはしょっちゅうあるから、車の中に、何も残さない。これは鉄則。

    わたしは、ソフィがいざというときにつかうタオル、鼻水を拭くティッシュ、日本語の単行本、折りたたみ傘、エコバッグは見える形で置いちゃってるけど、ほんとはそれもないほうがよいのだろう。見まちがえて、「ちょっと取ろっかな」と思わせないために。

    どうにか補修が素早く終わって、ガレージに車をしまえる日が来ますように。まず、「素早く」ってのがイタリアに存在するとしたら、車を運転する人が、方向指示器を出さずに車線変更するときくらいにしか適用できないけど。イタリア人の隙間を見抜いて入り込む素早さは、目を見張るものがある。老若男女問わず、あれは国民性と呼んでいいだろうな。

    書き手

    sophy

    sophy

    イタリア・ベルガモ/45歳

    ©30YEARS ARCADE