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    22年目の始まり

    土曜、もう一つの授業も始まる。こちらは2004年から担当していて今年が22年目となる。実習なので、あまり人数が多いと目が行き届かないことから45名を定員としていて、去年は定員に満たず30名程度だったが今年は定員いっぱい。

    水曜は座学で建築の構造について講義しているが、こちらの授業はBuilding Wrokshopという名で、学生たちが自ら企画し、設計し、積算して、作り、遊び、解体する。そんな小さな建築の一生を14回(1回2コマ)で実施する。我々教員は、アイディアや設計の段階ではアトリエの所長のように振る舞い、アイディアやデザインについてコメントする。積算の段階では予算配分を決めるので発注者=建主のように振る舞う。施工段階では現場監督のような立場となる。

    今年は専任教員が不在で、2009年から一緒にやってる久山先生と2人で運営することになる。補助的に技術職員1名と大学院生のアシスタントがつく。アシスタントの学生は1~3年ほど連続して担当してくれることが多いのだが、今年のアシスタントは初めての年で、専任教員の代わりに配置された技術職員も同様。運営にやや不安はあるが、この体制でやるしかない。

    初回は我々の自己紹介から始め、学生のみんなにも自己紹介してもらい、キャンパスをハックする、というテーマは今年も同様なのでみんなでキャンパスツアー。その後、ファーストアイディアを挙げてもらって終了。45人いると、1人1分のプレゼンでも45分かかるので時間配分が難しい。

    さて、今年はどんなアイディアが実現できるかなー。

    書き手

    田畠隆志

    田畠隆志

    神奈川県横浜市/47歳

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