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    風早草子

    風早草子
    カザハヤソウシ

    深夜のカルパッチョ

    内外からの雑多な問合せが増えて来て対応が忙しいが、その間を縫ってシステムのチェックや要員の調整。そして時期が悪いことにこのタイミングで来週全社的に異動の内示が出る。その影響が致命的な形で及ばないように対策が必要だったりする。こういう手間は余計だけど、仕方ない。そうこうしているうちに腹心のディレクターから納品の連絡。彼が作ってくれたAI音声50個を私がチェックしなければならない。概ねOKだが、10個くらい修正が必要と判断。でも彼は子どもの腸炎をもらってしまい、本日はもうダメということ。ノロか?ロタか?そりゃ仕事どころではない。というかよくここまでやってくれたものだ。なので、差し戻さずに修正は私が自分でやる。今の私がやる仕事ではないとも言えるけど、実は得意だし速い。それに私がやればもうここで決定なのでチェックもいらないから効率もいい。私の発案で今回取り組んでいるこの試みは、本番で全国のディレクターの負担軽減に貢献が期待されるアイデア。やや泥臭い仕事だけど、おろそかにはできない。作業してる途中で、謎の怪現象が起きるシステムのバグまで見つけてしまう。こういう現象は気付いたら、システム担当者に必ず教えてやらないといけない。作業の進行が一旦止まることになるけど、これまた仕方ない。

    50個分のデータを仕上げて、次の工程担当に送り、申し送り。さて引き上げかな?と思ったら、熊本から妙な問合せ。霞ヶ関が妙な指示を全国に送った模様。聞いてないな。私の管轄ではないけど、これはマズイのでは?本部のこの件の担当者はおそらくまだ気付いていない。すぐにメンションして対応を促す。今夜のうちに霞ヶ関に意図を糺しておくべき案件。明日以降、混乱がないといいけど。

    22時過ぎに逗子葉山に帰り着くと、雨。でも土砂降りではない。そしてバス停は待ってる人が一人もおらず、バスが行ったばかりで、次のバスが来るのに時間がかかることを暗示している。ということで無為にバスを待つより濡れて帰る選択。そして家に帰ると、イサキが待っている・・・釣りに行った近所の人からもらったそうだが、まだ当然何も処理されていない。

    家について見てみると、まるまる太った立派なイサキが7匹。これは絶対旨かろう。明日の朝捌くか?いや今だろう。長男が家にいた時は彼がこういうのを処理してくれていたのだけど、今は魚捌くのが好きな人は我が家にいない。私がやるしかない。まあでも数は7匹だし、サイズも大きめなのでそこまでは大変じゃない。30分ほどで皮を引くところまで終了。これを片付けてから風呂に入る。

    そして風呂上がり、イサキのカルパッチョ。23:40か。(笑)もちろん味は上々。小さめの方が脂がよく乗っていて、皮を引くときに包丁がギラつくほどだった。初めて使ってみたカルパッチョの素はまあ、特に感想なし。ドレッシングでいいかも。

    最後の写真は渋谷で見かけて面白かったからノリで足しただけです。別に私はそこまでムリではないです。(笑)

    書き手

    海秋紗

    海秋紗

    神奈川県葉山町/57歳

    ©30YEARS ARCADE