日曜、ゆっくり起床。少しして身支度を整えてボーイと出かける。11:00から美容院の予約が入っている。ボーイはまだ「出ていない」のでずっと気にしていて元気がない。美容院に行くには各駅停車で4駅、電車に乗るのだが3つ目の駅で「出そう」と言うので一度電車を降りるが、やはり出なかった模様。美容室では近くに私がいることを嫌うので、美容師さんに「トイレ行きたいとなったら場所を案内してあげてください」とお願いしてレセプションで待機。ちょっと前に買った、待望の伊坂幸太郎の新刊「楽園の楽園」を読み始める。

3～40分で何の問題もなくボーイのカット＆シャンプーは終了し、お昼ごはん食べて帰るー？と聞いたらか細い声で「何か買いたい…」と。そうだった、美容院が嫌で暴れていた頃、その前後にトミカ買ったりしていたのだった。最近はそんなこともなかったけど、たぶんボーイは自分の機嫌が上がるなにかを起こしたいのだろう。そこで、好きなバスボールを買い、好きなトミカを選んでもらい、塗り絵も1つ付けて、餃子でも食べて帰るか？と行ったらやはりまだ不安なのか、買って帰る方が良い、となる。最寄駅の駅前に餃子屋さんあったな、と思い出してそこでテイクアウトかなと思いつつ向かう。着いてみると全然お客さんいない状態だったので「食べて行っちゃわない？」と言うと頷くので入店。（関係ないけど子供がカルピスをオーダーしたら普段はジョッキであるらしいそれを小さなコップ2つに分けて出してくれるなんてなかなか気が利くよね）

そして早速トイレへ。しかし出ない。大好きな餃子を食べているのにどこか上の空で、数分おきにトイレ行こうかな、と言うので「さっきと同じ感覚ならきっと出ない。もっと決定的な感覚があるはずだからまずは食事に集中しよう」と促す。このやり取りを2、3回しながらどうにか食べていたが「やっぱり出る気がする」とトイレへ。

お客さんいなくて良かったよね。トイレから「う◯ち出たー！」との声。ウッキウキで席に戻るボーイ。そしてようやく食事を楽しむに至り、ご機嫌に自宅まで歩いて帰る。その後は妻とクッキー作りも楽しみ、「せつぶんやりたい」というから豆買ってきて節分やって、晩御飯にピカタ作ったらとても気に入ったらしく「ぴかた？ぴたか？」と懸命に名前を覚えようとしている。

なんだかんだ良い日曜日になったな。ちなみに帰宅後にもう1回「出た」

ボーイも鬼やりたいってなってじゃあ誰が豆まくんだ、というくだりからの親子鬼写真。