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    かきぬまめがね@東京

    かきぬまめがね@東京
    カキヌマメガネアットトーキョー

    長男とお茶、我が家のダンボールピンボール

    特にこれという予定がない日曜日。

    次男とパパがスーパーに行くというのだが、長男は行きたくないというので、ママとお茶しに行こうよ。と誘うと一緒に来てくれた。

    「お茶する」という子どもにとってもはや目的がないも同然のゴールを目指して一緒に出かけられるという喜び。

    しかし駅前のスタバやドトールが総じていっぱいで「困ったなー」となる。ちょっと前だったらそこで嫌がって帰りたがっただろうに「どこでもいいよ」とお店探しに付き合ってくれる。大抵兄弟セットで行動することが多いから、どうしてもまだまだ暴れ盛りの弟に目がいってしまうし、兄も兄で弟のペースに巻き込まれて全然落ち着きがないことも多々。でも長男ひとりと向き合うと、こんなに大人になったのかと驚くことがある。

    入れそうなカフェがあり、息子はオレンジジュース、私はカフェラテ、ふたりで外を見ながらぼーっとしている。何かを話したけれど、何を話したか今思い出せない。この浮遊感、まさにお茶したって感じ。何も得ていない時間のように見えるけれど、私は大きな大きな幸せを抱えて帰路につく。

    そういえば、昨日ぐっさんのお店で散々楽しませてもらったピンボール、家でも作ってやりたい!となり、ダンボールとストローでかきぬま家ver.無事に完成。ぐっさんが自作したもので遊ばせてもらったのが良かったんだと思う。遊びは作れるんだって、彼等は教えてもらった。

    我が家のダンボールピンボールは息子たちとパパの共作である。パパがささっと輪ゴムとダンボールでボールが出てくるところの仕組みを作っていて驚いた。息子たちが「パパに頼むと無いものが形になる」って思ってもらえたら、父、かっこいいじゃん。私の頭の中には微塵も存在していない要素が夫の頭の中にはある。多分その逆もある気がする。補填しあって夫婦をやっている。

    その他のデザイン監修は次男で、文字のところは長男にお願いして書いてもらっていたが、ゴール地点を「A賞~D賞」にして、上に「SP賞」を構えているのは完全に師匠のデザインを丸々踏襲している笑

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    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

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