たいやきでサボる土曜日
不調の次男と病み上がりの長男を夫に任せ、...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2025年2月10日
月曜。
先月末に本部の事務所が移転となり、我が家から少し遠くなってしまった。毎朝の通勤がちょっぴり憂鬱。いろんな行き方があるのだが、今朝は途中永田町で乗り換えがあるルートで向かう。多分永田町の猛烈ラッシュピーク時間からは少しだけ遅い時間だと思うのだけれど、それでもたくさんの人が自分の目的地に向かって進んでいく。
永田町は地下鉄のターミナル駅で、有楽町線、南北線、丸ノ内線、半蔵門線、皆それぞれが言葉のあやではなく、リアルに四方へと散っていく。それを見て、その渦の中に身を投じて、ぐるぐるしながら今日も一日がはじまったことを感じる。
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昨日友人からもらったLINEに書いてあった言葉を頭の中で反芻する。彼女には私と同い年の息子がいて、子どもが赤ちゃんだった頃からずっと色んなことを共有してきた。いわば親友であり、戦友である。
子育て、子どもの年齢が上がればその都度新たな「?」が登場する。友人は新たな「?」に悩んでいた。
「ふつうだと思って信じてきたことが、違ったかもしれなくて。」
と書かれたメッセージ。「ふつう」でいる必要もないのかなって思う反面、「ふつう」を信じたくなる気持ちもわかりすぎるくらいに理解できる。自分の中にも正解がないから
「この感覚はすごくすごくよくわかる。不安になるよね。」
「普通とか、正しさとか、そういうものの正解は一体どこにあるのか」
って精一杯の気持ちを返した。答えなんてないのかもしれないけれど、自分たちなりの答えを一緒に考えてみることはできると思うから。
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