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    エフェメラ!

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    エフェメラ!

    「そう思えば、『マリッジ・ストーリー』って21世紀らしい映画ですね」Yくん

    アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。

     

     


     

    「そう思えば、『マリッジ・ストーリー』って21世紀らしい映画ですね」
    Yくん

     


     

     

    打ち合わせ中、「21世紀の映画」をテーマにした雑談が極まったときのひと言。21世紀らしい演者といえば、アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソン(『ゴーストワールド』は2001年!)。この2人がダブル主演を務める映画が『マリッジ・ストーリー』。監督はノア・バームバックで、ゼロ年代の重要な潮流「マンブルコア」の旗手のひとり。本作もシティを舞台にしたおしゃべり映画という意味で「マンブルコア」的。しかもNetflixオリジナル。というわけで、確かに21世紀的1本ですね。(001)

     

     

    エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。

    書き手

    迎亮太

    迎亮太

    東京都国立市/32歳

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