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    エフェメラ!

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    「『週刊文春』とっておいたのに」ほしばあさみ

    アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。

     

     


     

    「『週刊文春』とっておいたのに」
    ほしばあさみ

     


     

     

    先日のアルバイトの日は木曜日で、つまり『週刊文春』の発売日だった。だから、この表紙を目にしたし、当然(?)「エフェメラに使えそうだ」と思った。翌金曜日が僕が日記を書く日だったからタイミングもよかった。

    でも、この『週刊文春』をしっかり読めなかった(表紙の言葉を使うんじゃ芸がないので、掲載されている和田家の鼎談から引用しようと考えていた)。だから、違うことを書いた。これを読んだほしばあさみのコメントを今日のエフェメラに。

    彼女はこの『週刊文春』を知っていて、やはり(?)「エフェメラに使えそうだ」と思い、でも「迎が書きたがるかも」と予測して「とっておい」てくれたのだ。この日記をはじめて早ひと月。いわば「エフェメラ忖度」すら、するようになっている。(031)

     

     

    エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。

    書き手

    迎亮太

    迎亮太

    東京都国立市/32歳

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