「この度シネマカリテは、2026年1月12日(月)をもちまして閉館することとなりました。」「シネマカリテ閉館のお知らせ」
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...
エフェメラ!
エフェメラ!
2025年9月8日
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。
「Freedom」
自由学園明日館
久しぶりに雑貨の展示会「FOR STOCKISTS EXHIBITION」を見に自由学園明日館へ。
わたしの名刺には、かつて〈チーフバイヤー〉という謎の肩書きが書いてあったのだが、組織改編に伴い消滅。最近雑貨部門も縮小してきているので、あまりバイヤーっぽい仕事はしていない。もはや、買い付けなんて今やだれにでもできることだし、バイヤーという仕事も細分化されて、一握りのバイヤーを除いて、しょうもないバイヤー陣は存在価値がなくなってしまうのかもな、なんて思ったり。でも本の選書と同じで、「選ぶ」ということそれ自体が楽しいことなので、別の拡がり方をしていけばいいのにな、とも思う。誰でも簡単にインターネット上でお店を持つことができるなんて、面白い。
雑貨部門が縮小しているのに加えて展示会から遠ざかっているもう一つの理由に、「商品かぶり」の問題がある。展示会で見つけていいなあって思っても、それって他の雑貨店のバイヤーさんと結局かぶることになってしまい、どこか既視感のあるお店になってしまうから避けたいという気持ちがあるのだ。(とはいえ、それが難しいのだが)。
今日のエフェメラは自由学園明日館の建物内にある「Freedom」というサインから。かつて生徒たちが食事をするのに使っていた食堂に入る階段のところにあるサインなので、もしかしたら食堂の名前なのかもな。今度調べてみたい。(039)
エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...