「#私にあわなかった小説10選」ツイッターのトレンド
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...
エフェメラ!
エフェメラ!
2025年9月12日
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。
『「私のBEST 3 DISHES」は都合により休載させていただきます。』
「POPEYE」2025年10月号目次
打ち合わせなり取材なり校了作業なり、用があれば雑誌社に行く。週2回も行けば行っているほうで、半月行かないこともざらにある。そんなレアな機会が昨日あった。
行く回数が少ない分、知り合いと顔を合わせることも少ない。逆に、会えばここ数か月の仕事まわりのゴシップをひととおり共有することになっている。昨日はやたら知り合いに遭遇した。
ライターのYさんから聞いたのが、ポパイの定例ページ「私のBEST 3 DISHES」(通称・さんメシ)の2号連続休載のウラ事情。Yさんと編集者のコミュニケーションが円滑に進まず、かといって編集者が仕事をするでもなく。Yさんは休載を発売した本誌で知り、担当編集者の上司に話を待ちかけるも思うような回答はなく……。この手の話はディテールこそ命で、例えば、Yさんからのメールに「2週間」返事がなかったと聞けば、「おお、それはなかなかだね。それで?それで?」とゴシップのうま味がグッと高まる。
そしてゴシップの妙味は「尾ひれ」が付くこと。Yさんと別れて本誌に当たると、確かに、さんメシは休載しているけれど、さらに、件の担当編集者の上司発案と聞く連載も休載していることに気が付いた。自身も休載してるからこそ、思うような回答が得られなかったんじゃないか……。次Yさんに会ったら、この妙味を加えてみようと思う。(042)
エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...