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    エフェメラ!

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    「今さら観に行くと言えない映画『国宝』」Yさん

    アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。

     

     


     

    「今さら観に行くと言えない映画『国宝』」
    Yさん

     


     

     

    18日の木曜日。打ち合わせあり銀座へ。編集・Yさんと話す。邦画を特集する1冊で、あれこれと面白そうなネタが並ぶ。そんななか。今年、邦画を特集するなら触れないわけにはいかない『国宝』の話題に。どうやってページにするか? 本作についてはあらゆる情報が出ていて、切り口が見つけにくい。それに深掘りする欲求もない。第一、Yさんも僕も未見なのだし。

    そこで、やれるとしたらこれしかないとYさんがぶち上げたのが「今さら観に行くと言えない映画『国宝』」。ここまで未見の人が、単に人気だからってわけではなく、胸を張って観に行ける筋道をつけるページ。歌舞伎映画の名作を辿ったり、吉田修一原作の映画を振り返ったり、田中泯出演作をおさらいしたり。その先にTOHOシネマズが待っている、という話に。

    面白そうだけど、うまく形になるのか? 雑談倒れする気がするので、ここにて成仏(050)

     

     

    エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。

    書き手

    迎亮太

    迎亮太

    東京都国立市/32歳

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