「流行(トレンド)という外圧を盾にせず、わたしがわたしとして真正面から「好きじゃない」という表現でぶつかれるようになろうと誓った」ほしばあさみ
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...

エフェメラ!
エフェメラ!
2025年11月21日
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。
「迎亮太が見開きに、丸々一ページの決め写真が大胆と」
田中託未『映画芸術』493号
すでに何度かナイスなエフェメラを提供してくれている(これとか、これとか)、書店の同僚Tくんこと田中託未くんは、雑誌『映画芸術』の編集部員でもある。先ごろ発売された最新号には、彼を含めた部員らが綴る日記「映画日誌」が掲載されていると聞いていて、もちろん購入。ひとまず「映画日誌」のページをひらき、託未くんが執筆している箇所に目を通す。
近況報告として聞いていたことや、全く知らなかったことはもちろん、僕もその場に居合わせたことが載っていて面白い。特に、居合わせていることごとについては、託未くんのフィルターを通っているからなおさら(ディカプリオのジャック・ニコルソン化の話も書いてあった)。
なかでもドキッとするのはやはり僕の名前が登場する部分で、こちらをエフェメラに。「決め写真が大胆と」とは、ある程度インパクトを伝えようと書いてくれているのだろうけど、もっと盛大にいじって欲しかったかな笑(77)
エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...