「不安と期待の波が交互におそってくる」石井勇(MINOU BOOKS)
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...

エフェメラ!
エフェメラ!
2025年11月23日
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。
「幸せのものさしが違うんやな」
母
帰省一日目の夜、予定通りというかなんというか、やっぱり母と言い合いになってしまった。どんなに言葉を尽くしてもぜんぜん伝わらないから、最後にはワーワーなって終了。喧嘩の中でぽろっと母が言った言葉が今日のエフェメラかな。母にしては気の利いた表現をするなと思ったら、どうやら竹内まりやの曲でそういうタイトルのものがあるそうだ。聴いてみないと。写真は行きの東京駅ホームで撮ったもの。
(079)
エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。