「トイレの蓋には座らないでください 簡単に割れます」総務部
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶと...

エフェメラ!
エフェメラ!
2026年2月9日
アルキメデスは浴槽から溢れる水を見て「ユリイカ!」と叫んだ。私たちは日々見聞きする言葉に触れては「エフェメラ!」と叫ぶともなしに記録しようと思う。言葉は儚いものであるからこそ、今このときを確実に残してくれるから。
「この世界からは出ていくけれど」
キム・チョヨプ
投票日。迎が起きてこないので、暇すぎて家にあるものでプリンをつくる。カラメルソースをつくるときの甘い香りと、ちょっと焦げたときの香ばしい感じが好き。幸せの匂いって気がする。
14時前になってようやく家をでる。手には青りんご。どうしても雪の上にのっけてみたくて手に持って出る。


無事に投票をすませて、増田書店に立ち寄る。そして、ぐっさんと同じく投票いって外食。増田書店の上のロイヤルホスト。あれもこれも美味しそうだと思いながら、結局シェフサラダにスープ(オニオンスープと迷ってビスクにした)、ドリンクのついたセットにしてしまう。サイドメニューからポテトもオーダー。冒険しない、つまらない大人になってしまったぞ。まあ、ロイホの定番メニューが良すぎるというのもあるが。

ロイホを出て、また増田書店に戻って、気になってた本を買う。キム・チョヨプの「この世界からは出ていくけれど」。前作の「わたしたちが光の速さで進めないなら」を読んで、好きになった作家だ。SF作品なんだけど、感情をテーマにしている話が多くて、ついひきこまれてしまう。誰かと誰かのつながりと断絶、理解したい気持ちとされない苦しさ。共存とは。壁と乗り越える力。そして、愛。とにかく最高、好き。
(105)
エフェメラ/「一日だけの、短命な」を意味するギリシャ語「ephemera」。転じて、チラシやポスターなど一時的な情報伝達のために作成される紙ものなどを指す。短命だからこそ、時代を映すとされ、収集の対象になっている。