お便りフォーム

    お名前(ニックネーム)*

    Eメール*

    宛先*

    メッセージ*

    かきぬまめがね@東京

    かきぬまめがね@東京
    カキヌマメガネアットトーキョー

    はじめに

    エッセイとか日記とか、そういった類の本を読むのが好きだ。

    そういう本って「はじめに」的な章を設け、

    前置きとして「こういう時期の記録です」とか「こんな日々を記してます」とか、そういう説明があってはじまる本と、

    まったく前置きなく「◯月◯日…」とはじまる本があると思う。

    なんか後者のほうが大物感?があって格好良いなと思うんだけど、私はしっかり小物で小粒なタイプなので、こうやって「はじまり」的な説明を記してしまうのだった。

    .

    かれこれ10年近く昔のこと、お仕事関係で出会った先輩がいた。その後大変ご無沙汰してしまったのだがSNSで繋がっていたし、時にメッセージのやりとりをすることもあった。

    センス、なんていうとなんだか安易な言葉になってしまうのだけど、考え方や話し方がとても素敵で、私にとって憧れの人物の一人であることは間違いなかった。

    そんな先輩から久しぶりに届いたメッセージにはこんなことが書かれていた。

    「かきぬまさん、新しくはじめるwebコンテンツで日記を書いてくれない!?」

    大好きな先輩からのご連絡、しかも以前私が書いていた文章を好きだと言ってくれていたので、依頼してもらえたことが嬉しくて。二つ返事でやりたい!と思った。

    そして更に続く依頼文。

    「あ、できれば毎日お願い!あと30年!!!」

    30年!!??なんてどでかいインパクト。

    憧れの先輩からの依頼ではあったが、さすがに「30年」の重みには一瞬たじろいだ。

    でも、色んなことが変わっても、30年後も私が「私」をやってることは絶対に間違いない。私は「私」をやるしかないから、だって他の人の人生は生きられないから。

    そう考えたら30年続くこの道は一本道だし、その道をずーっと辿っていくのはきっと結構面白いはずだと思えた。現に今、期待を込めて、36歳の私は66歳の私に会ってみたいと思ってる。

    ・・・ということで、これはここから30年続く私の毎日日記。

    さて、この道にはどんな出来事が待っているのか。

    30年後、どんな66歳になってるのか。

    .

    小1からかけているめがねがトレードマークの人生だった。思えば、小1から今年までの年数がちょうど30年!

    私のめがねを通して見た次の30年の日常の景色、もしかしたらびっくりするような面白くて大きな出来事はそんなに沢山起こらないかもしれないけれど、

    そんな日常に、日記を通してお付き合い頂けたら嬉しいです。

    (000)

    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

    Instagram

    ©30YEARS ARCADE