積極的コミュニケーション
金曜、朝から事務所で作業。 追われるばか...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2024年6月4日
帰宅して見上げた空。次男から「雲が綺麗」と言われて。
空も綺麗だし、なんか電線が五線譜みたい。
.
某テレビ局から取材協力の依頼がくる。これが公開になる頃には終わっていると思うのでここに書いちゃうのですが(まだ構想段階で企画が流れる可能性も大いにある)子どもたちに食べ比べをしてもらいたいというバラエティ企画。
こういった外部からの取材協力みたいなのは、業界的にはあまりウェルカムではないらしいんだけれど(なんとなくその空気感はわかる気がする)うちの園では是非是非というスタンス。私が入る前から取材対応は多いらしい。
保護者の方の同意も得られるのであれば、露出が増えるのは別に悪いことじゃないと個人的には思うし、内容の精査こそ必要であれ広報担当としては勿論有難い話である。
.
で、上司と共に、もしこの企画が実施となったら・・・の懸念点などを擦り合わせて、最終的に保育士の先生に相談に行った。本部にはずっと現場で保育を行なってきて、今は各園の指導側にまわっているようなレジェンド(笑)的な方がいるので話を聞いてもらったんだけど
その中で
「どれがおいしい?」って聞いても子どもたちはわからないと思う。
「どれがすき?」なら選べるよ。
と。
多分保育士さんにとって、こういう些細な声掛けのニュアンスって「だよねー」なレベルのことのなのかもしれないけれど、これがすぐ出てくるのってすごいなあと感心してしまったのだった。
「美味しい」ではなく「好き」か。
子どもたちに美味しいを問うても「美味しいって何?」ってなると思うと。美味しいの定義は確かに人それぞれ。
.
.
子ども目線に立った声掛けの仕方って、大人にとっては難しい。だってもう大人は子どもになれないから。
でも保育士さんたちの仕事ってこういうことに溢れているんだよね。ほんとすごいと思う。もっと社会で大切にされるべき仕事だと改めて思った。
(065)