不安からのイライラ
イライラがとまらなかった近頃 原因は今日...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2024年6月18日
引き続き病床日記。
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熱が落ち着いてベッドの上でキーボードを打てるくらいまでになりました。
何もできないけれど、眠り続けることもできなくて、なんとなくスマホ見たり。本読むのはまだしんどい。
そしたらTwitter(今ツイッターって言わないのか苦笑)で「湿度が高いこの季節になると、ウォンカーウァイ作品を見たくなりますよね」みたいな宣伝が流れてきて、なぜか目にとまる。
そこまで映画を見てきたタイプの人間ではないので、監督名も作品名も名前こそ聞いたことあれど観たことがなかったなと思う(後で調べたら「マイ・ブルーベリー・ナイツ」だけは監督が誰か知らずに観ていた)
動画なら流し見してられる、これも何かのタイミングかも。と思って7日間無料という映画のサブスクに登録し、早速一番の有名作かと思われる「恋する惑星」から観始める。明解なストーリーがあって、わかりやすいタイプの映画ではないだろうにも関わらず、およそ映画に明るくない私が見ても多くの人が惹き込まれた理由がわかった。今見てもおしゃれなファッション、映像の質感、誰しもが経験するであろう恋愛のやるせなさと失恋の苦しさ、激動の香港返還期、街と人。そしてこれが今から30年前の90年代の作品だということも。
音楽もそうなんだけど、90年代の空気感は素敵だ。生まれてはいたものの、青春ドンピシャよりちょっぴり上の時代。だから、この時代はいつまでも私の中で少しだけ手の届かなかった”憧れの時代”としてある。
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「恋する惑星」「天使の涙」「ブエノスアイレス」「ブエノスアイレス 摂氏零度」を一気に観た。
観た後に「あれってどういう解釈なんだろう?」って検索して、いろんな人の考察を読むのも楽しい。たくさんの考察がされているというのは観る側に想像させる余白がたくさんある作品っていうことなんだろう。
ある紹介文で「予感と余韻だけを残して映画は終わっていく。」って書いてあったが、本当にその通りだと思う。
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あと、今まで海外の俳優を見て格好良いという感情を抱いたことがあまりなかったのだけど
・・・「恋する惑星」のトニー・レオンと、「天使の涙」レオン・ライ、格好良すぎやしませんか!!!!
「恋する惑星」観て、うわーこんなカッコイイ人いるんかーって思って「天使の涙」観たら、こっちにもこんなカッコイイ人いるんかい!って。拾い画像をそのまま貼るのははばかられたので、ベッドの上でミーハーに画像検索している私のPC画面を貼っておきます。いや本当かっこいい。
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多分あと数日は療養になってしまうかと思うので、他にも観れそうなものはこのタイミングに有難くあと1,2作品は観ておきたいと思います
(復帰したら全力で頑張りますので)
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