ハクナ・マタタ
26日はバンクホリデーなのでイギリスは3...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2024年6月27日
今日の午後、私が作業をしている隣でリーダーの先生と園長先生が話し込んでいた。リーダーの先生は若い先生が書いた「園だより」の添削をして行き詰まっていたらしい。
「⚪︎⚪︎君は物事を言語化して文章にすることが苦手なんですよね…変に文章にしようと構えないで、見たままをとりあえず書けば、まずはそれで良いって言ってるんですけど。私も正直そこに結構苦手意識がありますし」と話している。
それを聞きながら、そうか、文章を書いたり読んだりすることはあくまでも業務で、なんなら苦痛で仕方ないっていう人、もしかして結構いるのかもな。と改めて思う。
毎日こうやって嬉々として日記をつけているなんて、不思議な嗜好なのかもしれない。
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夜、息子たちとお風呂に入りながら話をした。
木曜は小学校の授業で図書の時間があり、長男がどんな本を借りてきたか話している。
それを聞き、私は「ジャンル問わず本や漫画はたくさん読んだ方がいいと思っている」と伝えた。なぜ読むのはいいことだと思っているかというと、本からたくさんの言葉や表現を知ることができるから。そして、それが自分の気持ちを表現したいと思った時、的確に表現できることに繋がると思うから。言葉を知らなかったら「こんな時どうやって表現したら良いんだろう」って悩んでしまうでしょう?と話した。
長男は神妙な顔をして聞いていたかと思うと「わかる、確かにそう思う。」と賛同してくれた。
『ぬっちゃんは最近本からどんな言葉や表現を知ったの?』とためしに聞いてみたら
「・・・『ぬかるみ』かな。」と答えたから吹き出した。
途中までなんかすごい高尚な話をしていた気がするんだけど「ぬかるみ」という予想外のワードが全てを吹き飛ばした気分。笑
まあ、それでも全然良いんだ。ぬかるみ、を知れて良かったよ。
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息子たちがどんなことを好きになっていくのかはわからない。でももし何かを読んだり書いたりすることが好きになってくれたら、それはそれで結構嬉しいなって思ってる。
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