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    かきぬまめがね@東京

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    カキヌマメガネアットトーキョー

    「旨味以外が全くないラーメン」

    長男が授業で作ってきたオブジェ?をアップで撮ったもの。クラスで一番カラフルだったと話してくれた。でしょうね笑

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    長男が帰ってきて泣き出したのでどうしたのかと思ったら、荷物が多くて帰りつらかったらしい。そもそも金曜日でいつもより持ち帰り荷物が多く、そこに夏休み前の荷物も加わって、さらに昨日忘れた傘を1本持ち、雨も降っているからもう1本はさし、と大変だったとのこと。「荷物が多くてー」と泣いている姿は2年生男子として幼すぎないか?と思いつつ、まだこんな可愛いところもあるんだな、と。

    泣きたくなる気持ちもわかる、わかるよ。母も今週はお疲れモードなんだ。

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    疲れたなーと思うと途端に夕飯作りが億劫になる。三十年商店の書き手の皆さんは料理がお上手な方が多いようだ。美味しそうな料理写真が画面に並ぶと「いいな〜美味しそ〜」と語彙力のない感想を脳内に垂れ流しているのだが、私の料理はそれとは程遠い。

    今日はその最たるもので「ダメだ…ラーメンを取ろう」となった。苦笑

    息子たちは「ラーメン!ラーメン!!」と喜んでいる。

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    無事ラーメンが届くと、食べながら長男は「ママ!このラーメン、旨味以外が全くない」と独特の褒め言葉で絶賛している。こっちは手抜きで申し訳ないと思っているんだけれど、子どもたちにとっては「なんかスペシャルな日」のようだ。確かに私も昔夕飯が出前のラーメンだった時、すごい嬉しかった記憶がある。(余談だが地元のそのラーメン屋、美味しかったがもう畳んでしまったとしばらく前に聞いた。また食べたかったな)

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    お疲れの夜はきっとまた「旨味以外が全くないラーメン」を頼りにすることとなるだろう。

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    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

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