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    かきぬまめがね@東京

    かきぬまめがね@東京
    カキヌマメガネアットトーキョー

    震えるほど苦い

    今日も次男不調につき、長男は一人でラジオ体操。本当は私も家で留守番していようと思ったのだが、次男に「ひとりでお留守番したいからママも行ってきて」と言われ、長男と二人で行ってきた。

    昨日に引き続き、兄、なんだか哀愁漂う姿。がんばれ、明日行けば長男は皆勤賞だ。

    .

    先週から咳き込むことがあり、日曜夜から次男は微熱っぽい。ここにきて更に咳症状悪化。

    昨日はたまたま仕事休みだった夫が家で見ていてくれたが、本日は私が仕事を休んで通院する。「ちょっとこじらせてますね、抗生剤も追加しましょう。」と言われて今まで飲んでいたシロップ薬に、粉しかないという苦い抗生剤が追加された。帰宅して早速飲ませるのだが、飲んだ瞬間震えていた苦笑 わかる、良薬口に苦しだよね。それでも私に「飲まなきゃ治らないよ」などと無慈悲なことを言われ、最後まで飲むから偉い。

    実は私自身子どもの頃から本当に薬を飲むのが苦手で、なんなら大人になった今もかなり苦手だ。錠剤は一錠ずつでないと飲み込めない。粉薬は一旦口の中に全部広がった状態になって、粉薬で溺れそうに(?)なる。

    基本「下手くそなことは無理してしなくても、得意な人がやってくれる。」という姿勢で生きているので、子どもが何か苦手そうなそぶりを見せていても「そんなもんよ、人生!」って無理強いしないスタンスではある。だが、薬ばっかりは自分で飲むしかない。

    自分もうまくできないことを、息子に頑張らせるのはなんだか心苦しいなと思いながら残りの薬を眺める。

    飲みきってくださいね、と言われた抗生物質はあと5日分もあるのだった。

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    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

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