秘密基地の使われ方
「ゲストを呼んでお花をいけてお茶して喋る...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2024年8月14日
それはもう久々の出勤。
週に2回ある園勤務日から休み明けはスタートだったが、お盆期間中ということもあり園児は少なめ。
緊急時の対応に関する研修があり参加する。緊急時というのは〈アレルギーを持つ子がアナフィラキシーショックを起こした時〉と〈熱性けいれんを持つ子がけいれんを起こした時〉の2パターン。アナフィラキシーショックにはエピペンという筋肉注射の薬があり、熱性けいれんにはダイアップという坐薬の薬がある。息子が熱性けいれん持ちなので、ダイアップは使用したことがあったが、エピペンに関しては名前を少し聞いたことがある程度だった。
研修の中には人形を使っての実技演習?のような内容もあった。先生たちはこのような研修をよく受けているので慣れているのだろうが、私は初めての受講だったのでいきなりはじまる演劇のようなロールプレイングにまず戸惑う。
指示出し役の先生より「救急車を呼んでください」と言われ、電話をする役になる。救急隊員役の人から「園名は?」と聞かれ、頭が真っ白になり園名が飛ぶ(まさかです)更に「住所は!?」と聞かれ住所がソラで言えないことに気づく。終わった後の振り返りで「いざとなったら練習なのに園名も飛んだし、住所は覚えていないことに気づきました…」と。話しながらなんて情けない、と思う。しかし今まで勤めた会社の住所を暗唱できたことがあっただろうか。おそらくないんだよね。そう考えると、改めて特殊な環境に勤めていることに対し気を引き締めなければと思ったし、そういう責任感を持って職務に当たっている先生方に頭が下がる思いだった。
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毎日のように次男の不調について書いていたら、思いのほかお気遣いの連絡を各所より頂く。
今日夫が病院に連れて行き、新たに抗生剤が処方されたので、ここからきっとぐんぐん元気になるでしょう。
日記に書くことでご心配をおかけしてしまった申し訳なさがありつつ、日記を読んでもらうことで「私の日常に寄り添ってもらっている」といったような不思議な気持ちを覚えた。ここを読んでくれている方がいるという事実が、既に自分の精神的な支えになっていることを感じている。それは物理的な手助けと同じくらい、私を強く支えている。
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