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    かきぬまめがね@東京

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    カキヌマメガネアットトーキョー

    急な寒さとタイピング

    朝起きると急に肌寒い。先日までエアコンをつけていたのに、急に床暖をつけた。季節ってこんなにバチンとスイッチを押すように切り替わるんだっけ?もっとグラデーションのようなものを感じていた気がするんだけど。

    朝の急な寒さに若干の恐怖すら感じていたところ、珍しく早めに次男が起きてきた。同じくしっかりと寒さに慄いており「灰色のボコボコのやつを出して欲しい…」と言う。何かと思えば湯たんぽのことだった(確かに灰色で、ザラザラした表面だ)

    このままだとあっという間に秋がいってしまいそうだ。まだいかないでほしい。まだ季節よ、通り過ぎないでほしい。

    .

    息子たちがわかりやすく尊敬できるような事柄(ex:足が速い、運動が得意、手先が器用などなど)が総じて不得意なため、あまり「ママすごい」と思われることがない。残念ながら。しかし、パソコンで日記を書くときのタイピングを見て「ママはやいね」と言われる。長男は学校から支給されれているタブレットでタイピング学習のようなことをやっており、試しに「腕試しモード」やってみてほしいとお願いされた。

    「息が切れる」「目先の利益」「影をひそめる」「季節のうつろい」「閑古鳥が鳴く」「ぜんぜんわからない」

    ってタイピング練習だから意味は繋がってなくて当たり前なんだけど、文字があれば意味を追ってしまうのが大人ってやつだ。「全然わからない」って、こっちが全然わからないよ!とか思っているうちに終了した。

    毎日パソコンを使って仕事をしている人だったら標準的なスピードだと思うのだが「マスター級」と出て「ママすごい!!!」と尊敬の眼差しを向けられたのだった。ありがとう、どんどん褒めておくれ。ママは君たちのこと結構褒めると思うんだけど、ママだってたまには褒められたいからさ。

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    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

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