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    かきぬまめがね@東京

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    カキヌマメガネアットトーキョー

    夫の引越し、夫婦の在り方

    昨日の日記に貼り付けた写真から7年後の朝。7年も経てば、なのか。たったの7年で、なのか。傍らにかえるくんを置いて読書していた。ちなみに息子が読んでいるのは7年どころか永遠の名作「スラムダンク」です!笑

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    今日は夫の引越し日であった。名古屋で単身赴任をしていたのだが、名古屋のプロジェクトが終了し、来週から静岡勤務となった。東京に戻ることを希望してはいたのだが、もうひと現場くらいは地方かな…と予想していた通り静岡となった。いつまで静岡の勤務になるかは不明。引越し先、窓から大きく富士山が望めるそうな。

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    夫の引越しに関して、薄情なことに妻として全く手伝っていない。もちろん気にかけていない訳ではないのだが、私は何もしていないというのが実際のところである。

    夫婦には色んな形があると思うのだが、今の我が家は私が平日息子たちとの日常を死守し、夫は離れた地でひとり頑張るというバランスで成り立っている。非常事態が起きれば互いに助け合うけれど、通常運行時においては、ふたつの並行して走る線路上を別の電車で走っている感じ。

    子どもが産まれたばかりの頃など、同じ船に乗って毎日を過ごそうとしていたと思う。そうすると同じ乗船員として相手に期待してしまうことも増える。過度な期待が裏切られた時の失望ほど嫌なものはない。「なんでもっと」みたいなことをしょっちゅう思っていた(特に平日の育児参加について苦笑)だったら互いに自分の電車を自分の線路で運転し、たまのターミナル駅で一緒になるって割り切って考えるのも良いのかなって思うようになる。これが割と私の中で納得感があった。

    夫の仕事に対しては、家族揃って大きなリスペクトがある。異常とも言える多忙なタイミングもあるにも関わらず、なんだかんだで仕事が楽しいと言っている夫をリスペクトしているし、頑張ってほしいと思っている。だからこそこちらも平日踏ん張ろうと思える。

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    書きながら思ったのだが、これってイマドキっぽい夫婦の在り方じゃないのかな。でもまあいいんです、我が家の在り方は我が家が決めるものなので。

    頑張れ父ちゃん、我々は東京での日常を守っているぞ。

    (199)

    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

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