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    かきぬまめがね@東京

    かきぬまめがね@東京
    カキヌマメガネアットトーキョー

    成長、それは眩しさ

    いよいよブーツを履いた、の写真。

    仕事終わりに次男を歯科検診へ連れて行く。診察室にはなるべくお子様一人で、と推奨されており、長男も次男も割と早い段階からひとりで診察室へ向かうようになった。ということで、今次男の診察待ち中。こういう待ち時間が嫌いじゃない。「何しようかな」ってちょっとワクワクして、結局日記を書く時間にする。有意義な待ち時間。

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    仕事のはなし。

    重なるときは重なるもんで、並行して複数件のテレビ取材の依頼が入っている。その調整に奔走する一日だった。前職の頃から取材対応という業務があったが、あらゆるメディアの中でテレビだけは圧倒的に短納期で動く印象がある(それはもう時空が歪みそうなレベル)制作サイドの方々、どうか皆様身体を壊さないでください、と思いながら対応している。

    あんまりこんなこと書くのもなんだかなあ、なんだけど、今日はそんな調整に関して社内のやりとりでちょっとモヤモヤ。えー、だったら最初から言ってくれよー。とか、それさっさと共有してくれよー。みたいなね。うんうん。人が何人も集って働けば、そりゃあれやこれやがあるだろう。はい、なんか歯切れ悪く書いてますが、こういうのをどこからどう見ても愚痴と言いますね。それでも業務は進むのです。

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    待っている間に小学校高学年くらいのお兄ちゃんが一人でやってくる。あと数年経ったら、もはや一緒に来院することすら不要になるのか。そうしたら、こうやって待ち時間に日記を書くなんてこともなくなるのか。そう思うと、この時間が急に愛しくなるものだ。

    受付を済ましているお兄ちゃんが眩しい、成長の象徴のような眩しさを感じる。あまりに眩しくて、チマチマと愚痴を書いている自分の影がより濃く見えるような気持ちになる。

    よし、ここに書き出したんだから終わりにしよう。また明日から前向きに頑張ろう。

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    そんなことを思っていたら「ママー!」と叫びながら次男が転がるように戻ってきた。虫歯はなかったそうだ。

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    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

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