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    かきぬまめがね@東京

    かきぬまめがね@東京
    カキヌマメガネアットトーキョー

    参観日、昔の記憶と長男の頑張りと。

    午前中、長男小学校の学校公開日。いわゆる授業参観です。昔は参観日って平日だった気がするのだが、長男の小学校では土曜開催だ。それだけ共働きの家庭が増えたということなのかなあ

    確かに我が家は母が働いていたが、30年前しかも地方、いわゆるワーママ家庭はまだ珍しかったように思う。加えて母はシングルで、これも今思うと当時かなり珍しかったと思う。書いていて思い出したのだが、昔は父兄参観なるものがあって教室のうしろにずらりと父親が並ぶ中、我が家は母親が見に来ていた。自分にとってはそれが当たり前だったので、それを恥ずかしいだとか、ましてや来ないで欲しいとか、そんなことを思ったことは全くなかった。母はあの時どんな気持ちだったんだろうと今になって思うと同時に、お父さん達に囲まれながら凛と立って参観していた母のことを誇りに思う。

    .

    話が逸れてしまった。

    長男は一番前の席に座り、先生からの質問に対して毎回天井につくんじゃないかと言わんばかりに手を伸ばして挙手していた笑 家に帰るとやれ宿題面倒臭いだの、授業疲れるだの、不平不満を漏らしているが、なんだ頑張ってるじゃない、と。7歳には7歳ながらの切り替えがあることを感じ、息子の中にある社会性のようなものに少しだけ触れた。それは育ち始めた新芽のような柔らかい感触であった。

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    夕方から一人時間をもらって洋服を買いに行った。ここ数年、誕生日は自分で自分が欲しいものを買うシステムにしている。色気もへったくれもないのだが、何買おうかなとわくわくする時間やこうやって一人で買い物に行かせてもらう時間も含めて贈り物だ(バースデーを免罪符に3着も買ってしまいました、の写真。落ち着いた色味が気分)

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    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

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