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夕方、港をお散歩していたら、二匹のボーダ...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2024年11月21日
帰宅するとき職場ビルのエントランスに大きなツリーが輝いているのが見える。写真を撮ろうとスマホを構えたところ、横でスーツ姿のサラリーマンの男性も同じくツリーの写真を撮影していることに気づいた。一瞬の気まずさもあれど、ちょっとほっこりもしたのだった。互いにまったく知らない人であるが、その瞬間だけ「ツリーを写真に収めようとしている人」というカテゴリーで私たちはくくられた。
昨日までの不調であるが、今日になって復調の兆し。我ながらあそこからのV字回復っぷりは気持ちの勝利だと思う(昨日の日記との打って変わって感よ)頭の中でアスリートが競技を終えた後のインタビューのような映像が流れる。手をグーにして胸をドンドンと叩きながら「最後はここなんで、ハートなんで」と言っている笑 実生活でそんなポーズやったことないし、言ったこともないけど、強気のイメージ映像。
帰宅して夕飯のメニューを考えるのだが、牛乳パックが目に留まる。今日が賞味期限なのだ。毎朝コーヒーに牛乳を注いで飲んでいるのだが、今週は体調不良でコーヒーを飲む気分になれなかった。途端に消費量が減った牛乳パックは、手に持ったら想像以上にずっしりしている。ああ、こういうのがまさに生活だよねと感じる。今日までに飲み切らねばならないたくさんの牛乳と向き合うのは、まさに日常のなかの日常であり、生活感のなかで最もリアル濃度が高い部分であろう。
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