ベッドより、90年代に想いを馳せる
引き続き病床日記。 . 熱が落ち着いてベ...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2024年11月22日
体調が悪いと途端にそのことばかりを書いてしまうなあ。私たちは自分の身体から逃れることができないのだと改めて強く感じている。
昨日復調の兆しなどと書いていたのだが、夜中悪夢を見ていた。朝起きると、おやおや…体調再下降。しかも副鼻腔炎の兆しを感じ、これはなかなかによろしくない展開である。
金曜日だから、あと一日。と、気力を振り絞ってなんとか出勤するも頭が全然回ってない。時間を見ようと左手首を確認すると腕時計をしていないことに気づく、もちろんいつもつけている指輪もブレスレットも何にもつけていなかった。完全にいっぱいいっぱい。
作業の依頼をしたいと上司から「今作業詰まってる?」と声を掛けられる。「作業は詰まっていないんですが、鼻が詰まっており」としょうもない返答をしたところ、上司も副鼻腔炎経験者らしく「病院行ってきちゃったら」と言ってもらえた。お言葉に甘え中抜けさせてもらって耳鼻科へ行く。調べると最寄駅付近に耳鼻科がなくて、隣駅の虎ノ門ヒルズまで。
はじめて降りた虎ノ門ヒルズ駅は随分とピカピカであった。地上行きエレベーターの鏡に映る自分があまりにぼんやりしていて、目を疑ったが、そういうデザインだったみたい。でも体調が悪い時って総じてこんな感じだよね。世界も私もぼんやりしている。
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