お便りフォーム

    お名前(ニックネーム)*

    Eメール*

    宛先*

    メッセージ*

    かきぬまめがね@東京

    かきぬまめがね@東京
    カキヌマメガネアットトーキョー

    11月が終わる頃、ある日の朝・昼・晩

    今日は朝から園児たちがパン屋さんでパン作り体験をするということで記事のための撮影に。「子どもたちがパン作り体験」というワードだけで街のパン屋さんみたいなものを想像していたのだが、数ある運営園の中でも都会の中の都会にある園だったので「パン屋」というより「ベーカリー」いや「ブーランジェリー」って感じであった。驚き。パン、小麦の香りがして美味しそうだったなあ

    園児たちが素敵な体験をさせてもらえることに感謝。子どもたちがどうか地域の宝物として育って欲しいと常々思っている。

    .

    帰社途中で上司とお昼を食べる。向かい合って話をしたが、互いにどうしても愚痴っぽくなってしまう11月の終わり。「あれは納得できないですよね…」などと社内のあれやこれを。午後帰社してからの打ち合わせでもその様相が続く。できれば前向きに働きたいのだが、すんなり進まないこともある。上司が「最近文句ばっかりだ」と自責していたが、そういう日もある。混み合って絡み合う糸がするするとほどけるは良し、問題がもっともっと絡み合って、もうなんかほどけないけれど結果太い綱みたいになりましたも良し、だと思ってみたりもする。

    .

    遅れてごめんと親友から誕生日プレゼントが届いた。可愛らしい蝶モチーフのブローチ。実は届く前にわざわざメッセージをもらっていた。「蝶モチーフが苦手なことは知っているんだけれど、どれくらいまで許容値のデザインでしょうか」といったような内容。限りなくリアルでない限りは全然大丈夫だと伝え、事実目の前に届いたブローチはとっても可愛い。そして、お届け物ももちろん嬉しいんだけれど「蝶モチーフが苦手」と、おそらく彼女以外知らないような私のこと。それを知ってくれている人がいる心強さよ。私のことをここまで理解している人が、親でも夫でもないところに存在している。それが私の人生にとって何より心強いことではあるまいか。

    (240)

    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

    Instagram

    ©30YEARS ARCADE