「母になること」考
近しい友人の中では、割と早めに母になった...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2024年11月29日
昨晩の話。
リビングからダイニングにゴミを捨てに行った次男が「むし!むしー!」と泣きながら走ってきた。本人の話を聞く限り、どうやら何かがものすごい勢いで飛んできたと。
田舎に住んでいた昔は虫のひとつやふたつ、という感じだったのだが、大人になってからとにかく虫がめちゃくちゃ怖くなってしまった。なんだろう、東京で出会う虫は怖い。
一番出会いたくないアイツなのか?とも頭をよぎったが、とにかくその名前も出したくないそいつと対峙するのが恐怖すぎて、某○スキンの定期害虫駆除サービスに加入している。年に3回ほど家に来てくれて、部屋の中に出てこない対策をしてくれるのだ。それだけでなく、万が一部屋に出てきたら臨時で駆除にきてくれる。気になるお値段ですが、戸建の我が家で一回8千円(臨時に来る分は徴収されない)年間で割れば月2千円程だろうか。これを高いと取るか安いと取るかは人それぞれだろう。人によっては「たっか!」と思うかもしれないが、実際にお願いするようになってから部屋の中で生きたそいつに出会うことはなくなった(死骸or瀕死は数回だけいた)個人的に高いとは全く思わない。情けないけれど、苦手なものは苦手なのだ。むしろ苦手な人みんなにオススメしたいくらいのサービスです。
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話が逸れてしまったが、
そんな対策をしている我が家なので、そいつではないのでは?と思った。しかし見に行くのが怖い私は、長男と次男にダイニングへの視察をお願いする苦笑 夫もいない木曜夜、息子たちのことをこんなに心強く感じたことはなかったが、確実にあの時、私は息子たちのことを完全に頼っていた。
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結局、窓枠のところに全長10センチ?ほどの蛾が発見された。紙コップを渡し、長男に「これを被せて!」と。長男が「いや、窓枠のフチに引っかかって、それじゃ完全に封じ込めない」と答えるが「まずはとりあえずコップを被せて!そのあとビニールで覆おう」と話すと、次男が「ぼくのテープ(工作で使ってるマステ)を持ってくる?」と提案してくる。
今、我々3人は大きな敵(小さな蛾)を前に完全に一致団結している。と感じた。平日の息子たちと私はチームだ。
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三十年商店内では、かつて蜂と闘う猛者の方々の記録があったが(こちらです)それに比べてなんともスケールの小さな話を書いているなと恥ずかしくなってきた苦笑 呆れられるほどくだらなくても、これが我が家の日常で、息子たちと完全にかきぬまワンチームになった瞬間の記録として書いておくことにする。
ちなみにビニールで覆われた小さな侵入者は週末、夫によって捕まえられ外に逃がされる予定である。
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