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    かきぬまめがね@東京

    かきぬまめがね@東京
    カキヌマメガネアットトーキョー

    揺らぐ自分、連休最終日。

    小2まで書き初めは硬筆とのことで、鉛筆で書き初めの宿題をしている長男。「もっと上手く書けるのに」と悔しがって泣くところまでがワンセット。今年もこのあと泣いていた苦笑

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    前職のボスがFacebookで昨年の総括的なことを投稿をしていた。そこに昨年あった一番大きな出来事の発端として「長年一緒に働いていたスタッフ(自身の片腕、妹的存在、と書いてくれていた)が辞めたこと」と、私のことが書かれていた。悪い書き方をされていたわけではなく、私の退職はあくまでもひとつのきっかけとして書かれていたのだが「引き止められたなかった自分、そしてそのことをいまだに夢に見る」と書かれていた。誰かが離れるというのは悲しいことだとも。それを読んで正直ひどく動揺した自分がいたのだ。自分の身の振りが結果的に誰かを悲しませることになっているとしたら、私はそれとどう向き合うべきなのか。私の選択は正しかったのだろうか。もっと上手な引き際があったのではないか。頭の中に色んな思いが巡る。

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    タイミングは重なるもので、今日はちょうど前職で仲が良かった同僚と新年会という名の送別会があった。来週広島に移住するという後輩を東京から送り出してきた。がむしゃらに働いていた頃の、まさに戦友たち。ひとりが「今は今で忙しいけれど、あの時より『無機的な多忙』が広がっている」と言っていて、確かにあの頃の忙しさは、なんていうか有機的だったなあと懐かしむ。

    冒頭の話もして、動揺してしまったと素直に伝えた。この気持ちを伝えられる数少ない相手だったから、話すことができて良かったなと思いつつ、いまだ自分の中で答えみたいなものは見つかってない。いや、そもそも答えなんてあるのかどうかもわからない。

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    明日からまた日常生活が始まるタイミングで、気持ちが揺らいでいる自分がいることも正直に書いておく。

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    追伸:ソフィーさん、気をつけて日本に帰ってきてくださいね。書いてくださってありがとうございます、心の奥底に響く日記でした。どうかあまりご無理なさらずに。お父様のご冥福をお祈り申し上げます

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    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

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