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    かきぬまめがね@東京

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    カキヌマメガネアットトーキョー

    サクラ咲ケ受験生

    emiさんの日記を読んで、長女ちゃん受験がんばれ!!!といつもつい力がこもってしまう。サクラ咲ケ!と気分は花咲か爺さんです。

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    実はいまだに「全然勉強が追いついていないのに大学受験の試験日がきてしまった」と焦る夢を見ることがある。しかも結構度々見てる。それくらい自分のなかで受験ってインパクトのある出来事だったようだ。

    私が通っていた高校は県内でも結構風変わりな学校だった。高校にしては珍しく寮があり、3年間親元を離れての寮生活を経験した。しかも米どころとして有名な雪深くド田舎の南魚沼に所在していて、周りには見渡す限りの田んぼと、駅前に田中角栄の銅像しかなかった笑 きらびやかな高校生活とは程遠く、体育会系な校風で「1日6時間自主学習!」「スカート膝下!白靴下!」「みんなで一丸となって受験に向かう!」みたいな学校だったなあ。たしか3年の夏には八海山登山をして頂上に「⚫期生 全員合格!」とか書いた祈願柱を立てたりしてた。思い出すと結構狂ってて笑えます。でもその分先生達は熱心な先生しかいなくて、高校生ながらに先生達の本気を感じていた。

    (今はどうなんだろうと思って調べたら、教育方針はあまり変わっていないらしかった。しかし現代に見合わない根性論っぷりが相当叩かれていてなんとも言えない気持ちに。私は12期生だったので、おそらく一番学校として波に乗っている時期を経験できたのかもしれない。少なくとも私はあの3年間でたくさんのものを得たと思っている)

    受験、合否が出てしまうものだから、どうしたって結果を見ることになるけれど、あの時あんなに頑張ったっていう事実の方が後々の自分を支えているような気がしている。もう絶対戻りたくないけど!苦笑

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    そうそう、saicoさんの日記に出てきた「サトセン」のような先生が高校3年間担任だったなあ。国語の先生、通称「コバヤス」良い先生って兎角4文字のあだ名がつくもんなんでしょうか笑 授業も面白かったんだけれど、先生が書く文章が抜群に面白かった。文集とかお便りに書いてある文章とか、日誌に書いてくれてる一言とか。コバヤスみたいになりたいって本気で思ってた。

    今思うとあの時のコバヤスと同年代になっているのか、私は。

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    今日はただの思い出日記になってしまった。

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    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

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