仕事の合間に撮ったスカイツリー

.

今日は今までのなかで一番朝が早い取材対応があり、果たして間に合うのだろうかと数日前から気がかりで仕方なかった。

いつもより1時間以上早い時間にまず次男を保育園に送り、一度帰宅し、次に早めに長男を送り出して自分も出勤するという力業でどうにか間に合わせることができた。何かひとつ致命的なトラブルがあれば即、間に合わないという綱渡り的な朝（次はもうやりたくない）

息子達はいつもより早起きしてくれ、すんなりご飯を食べ、着替え、朝いつもより早々に出発してくれた。次男は通常時より長く保育園で過ごすことになるが「保育園でいっぱい遊べる！」と言ってくれ、長男は校門こそ開いているが玄関前でかなり待つような時間に、かなり早めに登校してくれた。

平日3人で進む我が家。息子達が協力してくれなかったら破綻していることがある。今朝はまさにそんなシーンだった。それは私が彼等に負担を強いているのだろうか。

いつもより早い時間の街並みを横目に自転車で駅へ向かう。途中信号で止まったら、結構広い道の向こうから「つむちゃんママーーーー！！！いってらっしゃーーーーい！！」って大きな声が。ちょうどこれから保育園へ向かう次男のクラスメイトからの熱い挨拶だった。「いってきまーーーす！」ってこちらも負けじと大きな声を上げて、今のなんか元気出たなって思った。

次男にも長男にも、私は朝「いってらっしゃい」って言って見送る。今朝のママ大変そうだから、まあ付き合ってやっか。「いってらっしゃい」って言われたら元気が出るからって…ああ、思ってくれてたらいいな。

息子達の協力に応えるために私ができることは、今日の仕事を頑張ること以外にないだろう。そして私が働けるという事実はそのまま彼等への感謝に繋がるだろう。改めて、3人で頑張る平日に思いを馳せながら力を込めてペダルを漕いだ。

(303)