一年生になって
金曜日、中学の保護者会へ まず驚いた事が...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2025年2月17日
次男お休みにつき、仕事も休む。どうにもならないことで、選択肢として仕事休み一択なんだけれど、頭のどこかで今日中に終わらせたかった作業がチラついている。だからといってPCを開く気持ちにもなれず、出口のない不毛なジレンマの中でモヤモヤしている月曜日。
.
サイコさんが都築響一さんの本について書いていたけれど、私は「着倒れ方丈記」っていう本が好きで何度も読んでいた。こちらは2008年の本。確か森美術館のミュージアムショップで買った記憶がある。その頃まだ「夫」でも「父」でもなく「彼氏」だった夫と行った展示会の終わりに購入した。なんの展示会だったかな、生ぬるい夜だった気がする。本にしてはそれなりに高価なものだったけれど、引き寄せられるように買った記憶が蘇る。
内容としては「ひとつのファッションブランドに傾倒して(そこまでお金持ちではないにも関わらず)生活費の大半を服飾費につぎ込んでいる人たちの服と部屋の写真集」って感じで、英題は「HAPPY VICTIMS」まさにその通り。写真と共にその人の職業や一日のスケジュールとかまで載っていて妙にリアリティがあった。部屋の中には最近実家以外で見ることのなくなった固定電話やカラフルで半透明なiMacとか、ブラウン管のテレビ、あの時代の空気感もページの中にある。
.
ゴロンとしながらテレビを見る次男の横で、久々に引っ張り出してきて読んでみた。やっぱり面白いや。
(323)