陰翳礼讃
感性に響く家、空間。そんな処で暮らしたい...
かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2025年3月6日
6ピース入りのケーキを買ったので、長男、次男、私で2ピースずつ食べることに。私と次男が先に食べ、これから帰宅する長男の分は残しておいて、ということになった時の写真。少しでもいいから大きいピースを選びたい人の苦悩…苦笑
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仕事のはなし。
今、私の業務のひとつに「入園見学に来た方に配布する案内冊子の制作」がある。面白い業務なんだけど、難しい。
私が勤めている組織は都内に運営園を複数抱えている。入園見学者に対しては、それぞれの園で独自に作ったものを配布し、対応を行っているのが現状。となると、まあ色々な形のものが出てくるわけで、これを広報の方で一元制作し、より良い案内を作りましょうよという話なのである。
ただいま上司は年度はじめにある全社的なイベント準備に追われており、取り急ぎ、まず私がひとりでこのあと議論するための材料を作ることになった。
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ネットで情報を見ると、いろんな事例がわんさか出てくる。そこから自分の中で「参考にしたい」「これいいな」と思ったものをピン留めしていくわけだけど、私が選んでいるので、当然私が好きなものが集まる。
どういうのが好きかというと、細かい内容云々より、メッセージ感〜デザインへの落とし込みが素敵なものに惹かれる傾向にある。これが万人受けする視点であれば、それを突き詰めていけば◯だけど…果たしてどうなのか。
かと言って、大多数を網羅することだけを意識したドストレートでドスタンダードなものを作って面白いか?刺さるのか?多分、私はちょっと色のついたものを作りたいって思っているんだけれど、それって入園見学をする人たちに求められていることなのか?
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今日は答えの出ない問いをいったりきたりしている間に一日が終わってしまった気がする。予算も割くものであるし、結果が出るものを作らなければと思うけれど、結果だけを重視するあまりそこに面白さや美しさのこだわり、余白や余剰がなければ、それはそれでハッピーじゃないじゃん!とも思っている(逆に言うと、そういうものに対して結果が出るのが一番ベストだと思う)
伝えるべき情報の精査と見せ方がうまく両立して引き立てあうバランス感覚が非常に重要なのはわかっているんだけれど。ね。むずかしい。
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真面目か、っていう面白みのない日記でごめんなさい。
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