お便りフォーム

    お名前(ニックネーム)*

    Eメール*

    宛先*

    メッセージ*

    かきぬまめがね@東京

    かきぬまめがね@東京
    カキヌマメガネアットトーキョー

    友達

    久々に終日息子たちと三人で過ごすワンオペ日曜日。

    夜寝る前に「この疲労感久々…」と思いながら眠りについた(夜書けず、日記は翌朝書いている)おつかれさまでした。

    日中あまりに暑くてとうとう扇風機を出してきて、それでもまだ暑いから少しだけエアコンを稼働した。いきなりガンガンつけると身体がびっくりしてしまうだろうから、少しだけ。動き回る息子たちは既に汗ダラダラ。

    .

    午後と夕方の狭間くらいの時間、少しだけ公園に行こうかと、普段はあまり行かない公園へと自転車で向かう。途中信号待ちしていたら「・・・ばんちさん!?」と遠くから声が聞こえた。

    この「ばんち」は私の学生時代のあだ名で、学生時代からの友人の多くは私を「ばんち」と呼ぶ(由来は旧姓の名字を文字っている)なんか文字にするとちょっと恥ずかしいな苦笑

    .

    でもここでその名が聞こえるってどういうことだ!?と、びっくりして振り返ったら、大学時代の後輩が自転車に乗ってそこにいた。すごく近くに住んでいるということは知っていたんだけれど、まさかすれ違うとは。向こうも子乗せ自転車の後ろに息子ちゃんを乗せており、学生時代共にあんなにめちゃくちゃやっていた私も彼も、互いに親になって自転車で子どもを運んでいるなんて笑えて仕方ない。

    .

    公園で遊んで帰る時、長男が「さっきママのこと呼んだのは誰?」と聞かれた。「大学時代のお友達だよ」と話したのだが、その流れで「友人とは」という話になった。

    長男:「なんで友達って、友達になるのかな」

    私 :「気が合ったからじゃないかなあ」

    長男:「『気が合う』って何」

    私 :「この人と一緒にいると楽しいなって思うのが多いことかな、そういう人は『気が合う』人。」

    長男:「じゃあ◯◯(彼が知っている私の友人)とは気が合ったの?」

    私 :「そうかな〜。でも最初の最初、どうやって友達になったのかって覚えてないなあ」

    長男:「おれも**(クラスメイト)と友達だけど、最初にどうやってなったのか全然覚えてない」

    友達って「よーし、友達になろう」って言ってなるもんじゃないな、と改めて思いながら自転車を漕ぐ。そう考えると、別に何の約束も契約もなく、この歳になっても関係性が続いている友人たちの有難さがピカリと光り輝く気分。友達は人生の宝だ。

    (413)

    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

    Instagram

    ©30YEARS ARCADE