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    かきぬまめがね@東京

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    カキヌマメガネアットトーキョー

    帰省2025②

    この日は友人家族と終日地元を巡る日。こうやって毎日日記を書いていると、実は何にもなかったみたいな日の方が筆が進むことに気づく。もちろん人それぞれだと思うんだけど、今日のようにイベントぎっしりだった日は全部書かなきゃ!でも何から書けばいいのか!ってなるみたい。それはそれで充実した良い日だったってことなんだけど。

    というわけで、思い出全部書きです。

    朝から水田横にあるお菓子屋さんへ。私はこのお店が結構好きなのだ、というのもお店から見えるこの景色がすきだから。多くの人が思い描く「新潟の夏の風景」ってこれだと思う。風が吹いていて気持ち良い。

    そのあと友人が行ってみたいと言ってくれたパン屋さんへ。海沿いの高台に建つお店でロケーション最高。「パンといす」という店名の通り、店舗の横にいすがある。とってもかわいいお店だった。パンも優しいお味で美味しかった。海沿いに建つ道の駅で海を眺めながらランチに食べる。

    海沿いを北上して隣村にあるアイスクリーム屋さんへ。味がたくさんあって迷う。こういうときの悩みって一番幸せだよね。友人が選んでいた笹団子味が変わり種かと思いきや意外にもヒットで美味しかった。

    一旦帰宅し、夕方から海へ。海沿いに住む店主お二方や風早さんは頷いてくれると思うのだが、地元民の海は割と夕方からはじまる笑 日中盛況の海の家(こちらでは浜茶屋と呼ぶ)も閉店する時間だし、砂浜は人もまばら。でもちょうど夕日も落ちてくる時間で景色は抜群に綺麗だと思う。純粋に観光で来た場合とはまたちょっと違う地元の空気感を味わってもらえてたら嬉しいな。

    帰宅時、海岸線から見えるのは日が落ちて日中とは全然違う空と海の姿。夕暮れと夜、ほんの一瞬狭間の空が美しい。車内では「夏といえば!」だし「青春の!」かなーと思ってリップスライムをシャッフルで流していたのだが、このタイミングで「One」がかかる。DJマイカーの選曲おそるべし。今日を終えていく広い空と音楽がマッチしすぎて、この日一番印象に残った景色だったかもしれない。そしてそういう時ほどうっかりカメラを向けていないものですね。写真はないのだけれど、私の2025年夏の思い出として、心のアルバムにしっかりぺたりと、この景色は貼り付けられた。

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    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

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