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    かきぬまめがね@東京

    かきぬまめがね@東京
    カキヌマメガネアットトーキョー

    ひとり対ひとり、ひとり対ひとり、ひとり対ひとり…

    次男の回復に言葉を寄せてくださりありがとうございます。ううう本当にこういう言葉が毎度力になります。

     

    予定もりもりだった昨日から打って変わって、今日は午前中にそれぞれ習い事を終えた後はのんびりな一日。

    今日は昨日のライブのことを書こうかと思う。

     

    少し前に以前の同僚で仲の良い友人から「星野源のライブ、一緒に行けたりしない!?」と急遽声をかけてもらった。熱烈なファンを名乗れる程ではないのだが、この春出ていた新譜は結構聴いていたので是非是非ということで行ってきた。

    会場はKアリーナ横浜で、調べてみるとちょうど2年前オープンとのこと。存在は知っていたけれど初めて行った。

    大人だけでライブに行くのがすごく久々で、ライブ会場独特のお祭り気分に胸が躍った。そして星野源のライブグッズが想定外に(笑)すんごく可愛くて、ついつい買う予定のなかったライブTシャツを買い、友人とお揃いで着てライブに臨む(冒頭の写真は着替えた友人の背中)

     

    行く前に少しだけネットでファンの人が書いたライブレポートを読んだんだけど、どれも割と共通して書かれていたのが「源さんは一人一人に向けて歌ってくれる」みたいな内容だった。どういうことだろうと思いながら参加したのだけど、昨日を経験した今ならそれがなんとなくわかる。実際MCの中でも「自分の中に深く潜っていって歌うと、そこには扉があって、その扉は皆さんの心の一番底の部分に繋がっている」みたいなことを話されていた。

    去年夏に行った日産スタジアムの藤井風のライブは、藤井風の圧倒的な存在感と技量で「藤井風ひとり 対 日産スタジアム」という感じがした。あの日の日産スタジアムには7万人の観客が来ていたみたいなんだけれど、藤井風ひとりで7万人と対峙しても全然負けない存在感というか。スーパースターだった。

    対して星野源は「星野源 対 ひとり」「星野源 対 ひとり」「星野源 対 ….」っていうのが永遠に続いているような感じだった。めちゃくちゃ褒め言葉として書くけれど「近所の歌うまお兄さん」って感じだった。

    どっちが良いとか悪いとかじゃなくて、それぞれに良かった。ライブはやっぱり良い。

     

    バックバンドのギタリストとして長岡亮介が参加しており、ナマで見れたのもめちゃくちゃ嬉しかった。ずっと憧れの人だったんだ。あの飄々と演奏する姿と声が最高。昔「子どもがこんな大人になってくれたら嬉しいと思う有名人って誰?」と聞かれたことがあり、しばらく考えて「長岡亮介かもしれない」と答えを出してから、ずっと変わってない笑

     

    数日前の日記に動画を貼り付けたEurekaという曲は今回のアルバムの中でも一番最後の曲で、ライブの中でもアンコールの最後に演奏された。「ララ、ララ、ラ」というフレーズで曲が終わるのだが、そこを観客に歌うように促す。源さんがそれに呼応するように自由なフレージングで歌い、ライブが終わった。最後にまるで「ひとりとひとり」で一緒に歌っているような気分になった。これこそが「星野源」というアーティストの一番の魅力なんだろうと感じながら閉幕した。

     

     

    追伸

    先日の日記に田渕ひさ子ファンがリアクションくれてすごく嬉しかったです。やっぱりめちゃくちゃ格好良いんですよね。たしか私は椎名林檎と企画バンド的な位置付けでやっていた「発育ステータス」というバンドで弾いていた姿を見て、存在を知ったのが最初だったかもしれません。何この人!って衝撃を覚えた記憶が。

    耳さん、PEDRO初めて知りました。聴いてみなくちゃ!!こうやって新しい音を知れる喜び!

    浮記さん、ここにもナンバガファンが!ちなみにぐっさんも好きだということは過去のやりとりからリサーチ済ですので、次回お会いしたときは冷凍都市の暮らしや姿くらましたあいつの話なんかをしながら(笑)ナンバガ話に花を咲かせましょう。

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    書き手

    かきぬまあやの

    かきぬまあやの

    東京都目黒区/37歳

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