「有難さ」は大人の醍醐味
朝から美容院の日。 髪の毛を切ってもらっているわけだが、誰かに身を委ねているというのは気持ちが良い状態だなと思う。赤ちゃ...

かきぬまめがね@東京
カキヌマメガネアットトーキョー
2025年12月15日

YouTubeのアルゴリズムがわかりすぎるような、よくわからないような、なのだが、このタイミングでレキシのライブに上原ひろみ(a.k.aオシャレキシ)が参加している動画がおすすめで上がってきた。
これ、もう10年近く前の動画で、本当に最高としか言いようがない。何年かに一回狂ったように観てしまうんだけど、久々におすすめされてしまったもんだから、また観てしまうじゃん。
何回観ても格好良すぎて笑ける。上原ひろみの超絶技巧とレキシのグルーヴがマッチしてる。ニコニコしながら本当に楽しそうに演奏する上原ひろみを見ると幸せな気分になる。そしてそんな上原ひろみのソロを見ている池ちゃんとバンドメンバーの「(いい意味で)うわあ〜笑」って顔の感じがめっちゃいんだよね。
(その経験値の多少に関わらず)ジャズ経験者のきっと多くが体験するであろうステージ上の「うわあ!」感。この動画ではこれを見ることができる。バンドメンバーが、時折本番だからこそいつも以上のソロをかましてきた時に生まれるあの感じ。「あいつやってるぜ!」っていう瞬間、これが本当に最高なんだ。
ジャズってアドリブがあってすごくフリーなイメージがあると思うのだが、一応そのアドリブには決まり事がある。何小節かごとにコード進行が決まっていて、それのループでアドリブは進行するのだが、最後のループの時だけホーン隊がバッキング(追加の伴奏)をするっていうのもよくある決まり事のひとつ。
ソリストが自分で「もう最後の1回だからバッキング入って欲しい」とソロを演奏しながら目線や仕草で合図を出すことがあるんだけれど、上原ひろみが盛り上がっているところでその合図を出す感じも、ものすごくライブの高揚感があっていいんだよねえ。
と、めちゃくちゃ熱く語って(書いて)しまいました。動画はこちら!
ってここに貼りたいものですが…なんとこの動画アンオフィシャルなのだ(テレビ放映の録画っぽい…)リンクを貼るのは憚られるのですが、もし気になる人がいたら検索していただければすぐヒットするかと思います。
好きなことを書くと、ついつい熱くなってしまう。たまに商店内でも「好きだからつい長々書いてしまって」みたいな文脈を見かけるけれど、まさにそれ。ちょっと恥ずかしい。でもそういう日記を読むのはすごく面白いので皆さんの偏愛日記は楽しみにしております。
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